泣いた。。。。。
予想していた以上に、ず~~っと良い映画でした。
公開初日に観に行ったのですが、人の多さにびっくり。
席はほとんど埋まっていました。
客層も、年配の方から若い人まで幅広く、世代問わず関心が高い作品なんだなぁと思いました。
私は遺体を棺に納める”納棺士”という職業に焦点をあてた映画ということで、興味をもち、劇場に足を運んだのですが、ホンットに見てよかったです。
主演の本木雅弘はじめ、出演者すべてが素晴らしく、ストーリー、展開、テンポもよく、
また、それに輪をかけて久石譲の音楽が素晴らしく、もう全てが噛み合って、と~っても素敵な映画でした。
なかでも、本木雅弘、ひょんなことから納棺士という仕事に就くことになり、最初は戸惑いつつ仕事をはじめるところから、様々な経験を積むことによってこの仕事を誇りに思っていく様子を、見事に演じています。
なんといっても、劇中で見せる本木の納棺技術に目が釘付けになります。
あと、本木の妻役の広末涼子もよかったです。
映画のスクリーンで観ると、広末、いいんですよね。
上手く言葉で言い表せないけど、いいんです。
やっぱり、演技が上手いんだと思います。
本木が演じる主人公は、元・チェロ奏者という設定なので、納棺士の仕事に就いてからも、プライベートでチェロを弾いて、みたいなシーンがあるのですが、自然の中でチェロを弾くシーンがとても印象に残りました。
山形が舞台になっていることもあり、その自然豊かな映像、そして素敵な音楽、そんな要素もあるので、ぜひ映画館のスクリーン、音響で観て、損はないと思います。
私、かなり泣いてしまったので、(もちろん予想してなかったのですが)ちゃんとハンカチかティッシュを準備していけばよかったと思いました。
個人的には、今年観た邦画のなかでは1番素敵な映画でした。