昨日、チビ太の事を偏屈孫、と書いてしまったので、少し挽回する事を書きましょう。



 4年前、アマリリスを流しながら歩く、中華街で売っていたパンダの人形を、あんなに泣いて怖がっていたチビ太…。



 今はもう、ゲームのコントローラーを操作して、スパイダーマンのゲームを楽しむまでになりました。と言ってもバトルまでやりこなす事は出来ず、敵が来たらパパにバトンタッチですが…。



 困ったものだ。でもパパの、誠実をモットーとした厳しい育児のお陰で、ある程度の良識を持つ子になりました。



 そんなチビ太が昨日、ファミレスから帰宅すると…スパイダーマンが見たいと言います。



 いつもの、マンハッタンの南のビル郡を縦横無尽に飛び回るだけのゲーム、ではなくて。



 アニメ。



 見ていると…ある意味何でも出来てしまうスパイダーマンが、それだからこそ自分勝手のやり放題は許されないのだ、と良識を説く話になっていました。



 誰にか?といえばクラスメートに。



 詳しくは知りませんが、スパイダーマンのマスクの下は、ピーターという高校生の少年。



 彼は、マイルスという黒人のクラスメートにそれを知られ、マイルスまでがスパイダーマンとなりました。( ・ε・)



 敵と戦いながらピーターはマイルスに、していい事と悪い事を説く、のでした。



 それが実にさりげなく、わざとらしくなくて良いのでした…チビ太はどこまで理解して見ていたか分かりませんが。( ・ε・)



 って…チビ太じゃなくスパイダーマンのアニメを褒めただけですね私。( ・ε・)



 そうそう、そのマイルスの名を覚えられず、あの人、と何回か言うとチビ太、ムキになって、あの人じゃない!マイルス!



 と訂正してくるのです。( ・ε・)



 幸いにして過去、この世に…っていうかまだ生きてるのかな?興味ないけど名前は良く聞いた…マイルス・デイビス。



 彼以外のマイルスの名は聞いた事がありません。



 チビ太に叱られながら、マイルス・デイビス、マイルス・デイビス、と内心で唱える私でありました。( ・ε・)