昨日、と言うより一昨日、夕食は安易に済ませるつもりでしたが…冬後半というか早春独特の食材を見てしまった。



 ふきのとう(漢字、えらい難しいです)、タラの芽、そして蕾菜なる物。



 新鮮そうなそれらを見たら…面倒でも天ぷらしなきゃという気になる。



 天ぷらはとかく食材で溢れ返り、やたら多くなってしまいます。



 けど絶対外さない薩摩芋。



 そして薩摩芋を使うなら…紅はるかに限る。



 単純だが面倒な揚げ作業…タラの芽、蕾菜は5個ぐらいしか無いのに、蕗の薹(苦い室のワ冠?)だけ30個も有り閉口しました。



 蕗の薹


 
 撮影のためクッキングペーパーに置いたら醜くなりましたが…揚げていたら花のように広がったフキノトウ2つ。


 人生で初めてです。ブロッコリーをちょっと思わせる。


 食後、その蕗らしい味の名残りが嬉しい。


 揚げ作業は家族が食べられるだけで切り上げました。


 それにしても…紅はるか…スーパーには茨城県産と千葉県産の二種類あり、千葉県産の方が皮の色が新鮮だったのでそっちにしましたが…。


 良く薩摩芋は、置いて熟成して黒い汁が出たのが乾いているくらいがいい、とも聞きますし…。


 いささか古めに見える方を買えば良かったかと少し後悔…でも。


 あぁ…久しぶりの紅はるか…期待を裏切らない美味しさ…。


 変わった春野菜より嬉しく感じました。


 その紅はるか…小ぶりな上に1本が半分ダメになってて…コラ。( ・ε・)


 なので揚げられる分を全部揚げましたが、もっと欲しい気がしました。


 前日揚げるのを途中でやめた分は、昨日の昼にまた揚げ、忘れられない紅はるかは買い足しました…しかし。


 わざわざ買った紅はるか…味うす!


 紅はるかの甘味が乏しかったなんて初めてです。( ・ε・)


 初めて紅はるかで外れました。


 天ぷらめ責め…年寄りの身体にはちょっときつかったみたいですが…次回があったらまた沢山食べちゃうな。( ・ε・)


 ところで蕾菜とは…福岡で作られた新しい春の食材のようです。


 タケノコの里が3倍くらいになったような…味が無く…これはその手の食材としては賛辞です。


 美味しいです。カラシ菜の変種だそうです。