今、NHKBSでは、朝2018年の朝ドラだった、まんぷく、をやっています。
運悪く何度も獄に繋がれた安藤百福さん…ドラマでは立花萬平さんですが、近頃の放送でようやく、インスタントラーメンを作ろうとし始めました。
でも…私が思っている、初めて知ったインスタントラーメンとは何か様子が違います。
ドラマでも史実でも、日清のいわゆるチキンラーメンがインスタントラーメンのスタートだった事になっていますが…。
私が子供の頃に知っていたインスタントラーメンは、今のような、乾麺と一緒にスープが袋入りの粉状の物。
味のする調味料の他に入っていたのが切り昆布、みたいな物。
商品名はマイラーメン、でした。
あれは一体何だったのでしょう。検索しても出て来ないのです。明らかに違う物を、これでしょう、と言っている人もいます。
マイラーメンは…袋が横長なのが特徴で、袋の色は白と紺。
今のあらゆるインスタントの袋麺の倍の横長な袋に入っていました。
今思えば、決して不味くはありません。とてもあっさりしたインスタントラーメンでした。
とにかく…母とか インスタント、という言葉を下に見ていて…やむを得ぬ場合に食べる物、という感覚でした。給食の無い日の昼とか…母がインスタントラーメンを作るのを見た事は無く、祖母による物でした。
やがて、日清食品提供、がスタート文句のちびっこのど自慢、という番組が始まり、程なく出現した出前一丁。
ごまラー油と称するゴマ油が付いていて…それがこれまでに無い食べ応えを感じさせる。
インスタントラーメンはその後も、スープに食べ応えを感じさせる物が増えていった気がします。油が付いているのはあまり無い気がしますし…はっきり言って辛みが無いからこれただのゴマ油でしょう?と少し思いながらも独特の満足感を覚えさせる出前一丁…。
の類似品は無いですね。これからもずっとあって欲しい出前一丁。
そして…ある時現れた…これは世間に、ではなくあくまで我が家に…。
チキンラーメン…状の物。
それは、今思えばベビースターラーメンでした。
それは…空食いしても美味しいのだけど、正式には熱湯をかけてラーメンとして食べるべき物と思っていました。
そして…すぐ飽きた。ラーメンはやはり味のしない麺を、スープの素を溶かしたスープの中で食べるべき物、と感じました。
チキンラーメンをその後知り、これもあのラーメンみたいにお湯をかけるだけか、と思いました。
なので私にとってチキンラーメン…様のラーメンは、後発組、と思っていました。
あのチキンラーメンが当たり前のインスタントラーメン…だったのか…そもそも。( ・ε・)
尚、その出前一丁を良く食べていた頃にうちでは、ちょっとした失笑話があります。
学校で、インスタントラーメンは日清焼きそばしか食べない、という子がいました。
なので、そんなに美味しいのかと、お婆ちゃんに言って作ってみたものの…。
袋麺の乾麺、は丼の中でスープに浸った麺を食べる、以外の先入観が無かったため…。
妙に使う水の量が少ない、と感じたような気がしますが…。
そんなバカな、と普通に水を入れ…。
味がウスターソースの焼きそばの素では…ウスターソース味の汁に浸ったインスタントラーメン…。
何だよ激しく不味い物じゃないか!…と我が家では何年も日清焼そば、はスルーでした。(^_^;)
焼きそばという物がこの世にある、と認識したのは、ホットドッグ屋さんがホットドッグを売るようになってから、でしょうか?
普通にソーセージを挟んだホットドッグの他に…何故か焼きそばパンもあって…。
これが焼きそばか、と認識してから正しく日清焼きそばを作るようになりました。
今はペヤングとかあるので鍋で日清焼きそばを作る事はあまりありませんけどね。
カップヌードルが出て…ペヤングみたいなカップ焼きそばが出現したのはその数年後だった気がします。
チキンラーメン…知らなかったよ昔。
そして…数年前、国分太一さんとか仲間由紀恵さんとか宣伝はしていましたが…。
卵ポケットがあってもチキンラーメンって…美味しくない。(^_^;)
そうそう、愛好していたラーメンの一つに、エースコックのワンタンメン、があります。
あの、ワンタン、と称するワンタンの皮の小片がランダムに入っているのが何とも嬉しく…。
しかし、言いたくないけどあの商品、スープの味に欠陥がある…何か薬臭い。
なので、たまには食べますが、やっぱ美味しくないな、と少し思います。
あのワンタン、は大きな強みで、味はイマイチでも、あの、あくまで中身の無いワンタン、の食感を楽しもうか…いややっぱさして美味しくないんだよ…。
とジレンマを感じながらたまに買います。