●伊豆諸島創生神話9番目に造られた島は青ヶ島か?
伊豆諸島創生神話によると上古時代大国主の長子、事代主命(三島大
明神)は国土を天孫ニニギの命に譲り、出雲の国から多数の神々を率い
て海路はるばる伊豆の国に到着されました。伊豆の白浜に定住した大明
神は伊豆の土地が狭かったため富士の大神様の許しを得てお供の神様と
伊豆の竜神、海神、雷神の助けをかりて島造りを始めたという。
最初に一日一晩で小さな島を造りました。初めての島なので初島と名付け
ました。第2に島々の中ほどに焼き出し、それに神達集まりて詮議有りし島
なれば神集島(神津島)。第3に大きな島の大島。第4に海の塩を盛って白く
造った新島。第5にお供の見目、若宮、剣の御子の家を造る島三宅島。
第6に大明神の蔵を置くための御蔵島。第7に沖の方に沖の島(八丈島)
第8に小さな小島(八丈小島)。
第9にわうの花に似たりとてわうこ島(青ヶ島)。
第10に十番目の島、十島(利島)を造りあげたという。
ここで疑問なのは三宅記(三島大明神縁起)によると伊豆諸島中青ヶ島だけ
名前が出ていないのです。三宅記白浜本によると9番目は天狗の鼻の様な
大鼻島(おおごじま)となっている。
三宅島史考によると青ヶ島とわうこ島との結びつき、説明に苦慮したと書か
れています。そしてわうの鼻は王の鼻を意味するようである。
結論・・・三宅島南西沖に三本嶽(大野原島)と呼ばれる岩礁があります。
この島は「大野原」と名がついているが「王の鼻」がもとと考えるとかなり似
つかわしいと著者は言われています。
そして「わうこ島」は「大野原島」と断定されています。
私もこの考えに納得しています・・・
*注 青ヶ島は八丈島の南65キロメートルに位置し人口200名ほど、典型
的な二重式火山の島です。
伊豆半島と富士山
手前から式根島、新島、利島、大島
三宅島(左)、御蔵島
御蔵島の手前に三本嶽があります


