わが子は思考力が強いようです。
普段の生活の中でも、知恵を絞っているなと感じることが多いです。
ただし、記憶力は弱いようです。
逆に、記憶力が強くて思考力が弱いという子の話をよく聞きます。
もちろん双方バランスのいい子もいますが、
一方が優れていると、もう一方は使う必要が減るのではないか・・・と考えています。
というのは、わが子は記憶の問題も思考力を使う傾向にあるからです。
わが子の場合、
視覚→脳
聴覚→脳
のルートで記憶するのが苦手なようです。
例えば小学校受験の勉強で、
「白菜を2個、ニンジン3本、アイスクリーム4個、イチゴ1パックを持ってきてください。」
と記憶の指示があり、並んでいる品物からカゴに入れて持ってくるという問題があります。
わが子の場合、聴覚→脳のルートで記憶すると、
ヨーグルトやら魚やらがカゴに・・・(苦笑)
「頼んでねぇヨ!」と言いたくなるほど記憶できないようでした。
そこで、
「白菜2個とニンジン3本で料理するイメージして、
4人家族でデザートにアイスクリームとイチゴを食べることにすればいいのよ。」
とアドバイスすると、以降、バッチリ記憶できるようになったというわけです。
要するに、
「聴覚→思考→脳」
と、『思考』を間に入れてやると記憶できるというわけです。
漢字なども、わが子はまず成り立ちを知りたがるのですが、
特徴を観察して『思考』を入れて記憶したいのだと思います。
結局のところ、わが子の場合、
『記憶』の訓練をしていても、伸びるのは『思考力』というわけです。
そういう母親である私も、思考力>記憶力
大学受験や資格試験も、記憶モノは思考力に頼っていたと思います。
父親の方は、記憶力>思考力で、
数学の問題は「解法パターンを全て暗記していた」とのこと。
同じ理系でも、脳の使い方って違うのだなと驚きました。
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