書名に惹かれて買ってみたら切ない話だった。 | 読書三昧

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愛猫との日常+読んだ本、欲しい本等、コミックスから小説、
時には絵本、実用書などを紹介したり、感想書いたりしてます。

大雨予報通り、各地で大雨となって

いる様ですね。

被害が出ない事祈るばかりです。

 

私は、今日明日はバイトお休み。

 

朝はゆっくり過ごしましたが、今日は

お義姉さんの月命日。

午後から、雨が一時弱まった隙に

お墓参りへ行ってきました。

 

お義姉さんが旅立ってから半年。

今だに、信じられない心境です。

 

更に明日は、お義姉さんと通った

病院へ友人の付き添いで行く予定。

不思議な縁を感じます。

 

そんな訳で今日は早めにコレをUPして

寝る予定です。

 

それでは、本日の紹介はこちらの文庫です。

 

『君が死にたかった日に、僕は君を

 買うことにした』

(メディアワークス文庫/KADOKAWA)

 成東志樹著

 

表紙とあらすじだけからだと一見BLですが、

レーベルからして違うだろうと思って買いました。

 

読んでみたら、切ない愛のお話でした。

 

主人公は二人。

初めは二人とも男子高校生から。

なのに、書名通り、一人はもう一人の

男子高校生の時間を売ってくれと話しかける事

から始まります。

 

話しかけられた方は、母は闘病後病死、父は蒸発、

親戚は頼れず生活もままならず、生活費の為に

学校へ行かず、バイトで生活費を稼いでいた。

 

しかし、初めは時間を買われることに不信感を

持ちつつ、バイトを始めると・・・

 

なんだかんだで、買われた方は納得がいかない事、

不可思議な日々が続くけれど、金持ちの道楽に

付き合わされている様な感じながら、学校へも

普通に通え、困る事も無く、まともな生活が

続けられる平和な日々、時間。

 

相手の要求通りに勉強も努力し、相手と

同じ大学へ合格。同居する事に。

 

しかしある日・・・

 

人って、失ってから氣付ける事ってありますよね。

失わなければ氣付けない事も・・・

 

最後まで読むと、二人の間は、確かに雇い主と

雇われ人という、お金で結ばれた関係でしたが、

しっかり互いを大切に想う心があったと伝わって

きました。

 

切ないけれど、心に残るモノがある話でした。

 

 

レディ会いたいよ~~~(><)

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