メリークリスマス!! | 読書三昧

読書三昧

愛猫との日常+読んだ本、欲しい本等、コミックスから小説、
時には絵本、実用書などを紹介したり、感想書いたりしてます。

今日は、冷え込む予報の一日でしたが、
昼間は雲でお日様が陰らない限りは、
比較的暖かめでしたが、日が暮れて
からは、グッと寒さが増してきています。

野良さんたち、暖かい寝床確保出来て
います様に。
ご飯も、食べられています様に。

我が家のエムたんは、暖かい電気
アンカの上に乗って、更に毛布被って
暖かそうです(^^;
(私は締め出され中(´o`))

私自身は、午前中は父に頼まれた
書類作成。
午後は、エムたんを見守りながら、
ネットで調べ物等してました。

そうそう、昨日も、PCで書類作成
頼まれましたが・・・

内容は、あみだくじ作り(^^;
表題入れ、日付入れ、発行元入れ、
後は、6本線を入れるだけ(^o^;)

いくら地区の役割分担決めるモノとは
いえ、あみだくじくらい、手書きでも
良いのでは?と、流石にちょっと
思ってしまいまいた(;^_^A)

それでは、今日のお勧めはこちらの
コミックスです。

「天使の棲む部屋」
(花とゆめコミックス)津田雅美著

クリスマスになると思い出す作品。
かなり古いです(^^;

炭坑の街で働く幼い少年。幼少時
両親を失い、親戚に引き取られたモノの、
8歳で工場へやられ、心を殺して
生きてきた。

しかし、彼は、ある時、橋の下に
捨てられていた少女を拾った。

天使の様な愛らしい少女。

少年は、少女の為に、必死で働いた、
少女の事を思えば、仕事も頑張れた。

少女の暖かさ、優しさが、少年に
心を取り戻させた。

少女は病弱だったが、彼をとても
想っていて愛らしかった。

幼いながらも、少年は、拾った新聞等
も読んだりと勤勉で聡明でもあった。

そんな彼は、ある日、困っている紳士を
助ける。

紳士は、少年にお礼として、お金を
渡そうとするが、少年は断る。

そんな少年に、紳士は「友達になろう」と
言い、本当に、その後も少年の元へ
訪れるようになる。

紳士は、更に、少年の聡明さに気付き、
援助を申し出るが、自分の力で少女を
幸せにしたい少年は断る。

それでも、二人は友達として続いていた。

でも、偶然から、少年は知ってしまう。

少女は幼い頃、この紳士の家から攫われ、
捨てられた存在だった事を!

本来なら、裕福な家庭のお嬢様だった少女。

少年は、少女を愛するあまり、彼女を
失う事を恐れ、連れて、街を去ろうと
するが・・・

その最中、少女が血を吐き、意識を失う。

少年は、自分の無力さを痛感させられ
ながら、愛する少女を、紳士の家へと
送り届け、姿消す・・・

少年は青年となり、紳士と再会する。

青年は、”のし上がる為ならなんでも
する冷酷な男”として、恐れられる
存在になっていた。

しかし、周りから、そんな忠告をされても、
紳士は躊躇わず青年に話しかける。

”待っていた”と言って。

初めは、違う生き方を見つけたと、
離れようとする青年に、紳士は言う。

「少女は、ずっと君を待っている。
裕福な暮らしも、宝石も、絹も、
彼女の心を変えなかった」と。

変わらぬ彼女の優しさにホッとしつつ、
それ故、すべて昔の事として、離れようと
する青年。

でも、紳士は引き止め、更に彼女の
言葉を告げる。

「私には彼が天使に見えていた」と。

彼女の存在で、自分こそ救われていたと
思っていた青年。

でも、彼女もまた、彼の存在で救われて
いたのだ!

青年は、駆け出す。少女の元へ。

最後は大ハッピーエンドです\(^o^)/

短編集なので、他にも数作収録されて
いますが、私はこの話が一番好きです!

天使の棲む部屋 (花とゆめCOMICS)/白泉社
¥410
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今は、この状態ですが・・・
実は、昨日午後脱走して下さって
いました(-。-;)


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