こんなホテルに泊まってみたいです!( | 読書三昧

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愛猫との日常+読んだ本、欲しい本等、コミックスから小説、
時には絵本、実用書などを紹介したり、感想書いたりしてます。

(先に、楽天用に朝書いた内容なので、タイムラグあります。

 こちらにアップする前に、出掛ける時間になりました(><))


今日も、寒いですが良い天気です!


野良さん達も、日向で過ごせますように!


我が家のエムたんも、朝からご機嫌で
窓辺から、雀等を観察しています。


私が、出かける予定なので、お遊びは、
夕方の予定。

良い子で待っていていね!


で、私自身は、今日は上にも記した
通り、お出掛けなので、ちょっと
バタバタ。


それでも、あとは、これをアップする
だけなので、頑張ります!


それでは、今日のお勧めはこちらの
文庫です。


「竜宮ホテル 迷い猫」
(f-Clan文庫)
 村山 早紀 著/遠田 志帆>イラスト


コレも、購入予定に無かったのですが、
書店で書名に釣られてしまった文庫の
1つ。


迷い猫なんて、付いてるんですもの!


内容は、ある童話作家さんが主人公の
不思議で、優しい物語。


古い古いビルの1室を借りて生活していた
主人公。


しかし、ある日、創作活動の為、喫茶店で
仕事をしていると、以前知り合った出版社の
青年に声を掛けられます。


そして、区切りをつけ、帰ろうとすると、
持ってきた筈の傘がありません。


大切なノートパソコンを濡らすわけにも
いかないので、仕方なく、青年の申し出に
したがって、一緒の傘で帰宅すると・・・


大切な我が家。ボロくとも愛着あった筈の
我が家は、ビルごと無くなっていました。


老朽化の影響で、崩れてしまったのです。


雨の中、呆然とする主人公。


そんな時、彼女は、喫茶店から見掛けて
氣になった少女とまた遭遇するのです。


しかし、少女は、倒れたビルを見て、
氣を失ってしまいます。


救いたくとも、迎える場所すら失った
主人公に、青年は自分の父が経営している
ホテルへいざないます。


初めは躊躇っていた主人公も、幼い少女を
助けたくて、青年と共に、そのホテルへ
向かいます。


それが、書名の「竜宮ホテル」一見、
レトロながら豪華なホテル。
景色も調度品も一級品を揃えています。


しかし、ココは、ただのホテルでは
無かったのです!


幽霊のフロントマンがいたり、やはり
幽霊のピアノを弾く女の子がいたり・・・


その上、彼女が救った少女も、また、
普通でなく、猫の耳と尻尾を持った、
訳有風の女の子だったのです。


そして、また、主人公自身も、左目は、
不思議なモノを視てしまう力を持った
存在でした。


彼女が、ココで体験する、不思議で優しい
人々との触れ合い・・・


読後心が、暖まります。


奇跡って本当にあるのかも?って希望が
見えてくるような。
そんな物語です。


童話作家として有名な著者さんらしい、
優しい文章の柔らかいファンタジー。


メルヘンが好きな方にお勧めです!

竜宮ホテル 迷い猫 (f-Clan文庫)/村山 早紀
¥600
Amazon.co.jp



この二人も、見ていて優しい気持ちに
させられました。
で殿下&エムたん。


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