つくしちゃん(M町のねこさん) | さるねこふみ別館

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冬に入ってからなかなか訪れることができなかった、ココちゃんのふるさとのM町に2ヶ月半ぶりに行ってきました(このまえはくろちゃんの記事を書いたときです)。長崎県地域猫活動連絡協議会で不妊化助成を行なったねこさんたちの写真を撮るのと、5日(日付が変わって昨日ですね)のR&G長崎の保健所の命を救う会さんの譲渡会に参加させる子ねこの健康チェックが主な目的でした。

 

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譲渡会に参加したのは、手前のれんげちゃん(キジ・♀・6ヶ月)と奥のそてつくん(キジ・♂・6ヶ月)との兄妹でしたが(ちゃんとした写真は、たぶんどなたかが譲渡会報告で上げてくださるのではないかと思います、残念ながら里親さんは今回は見つからなかったそうです)、もうひとりの妹のつくしちゃんはウィルス性鼻気管炎に腸炎を併発していて、M町を訪れたときはもうかなり危ない状態でした。

 

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つくしちゃん(2012/02/03撮影)

 

お兄ちゃんのそてつくんの半分の体重しかなかったところへ、このところ長崎を襲っていた寒波もあって、屋内で保護されてはいたもののつくしちゃんの体力は保ちませんでした。亡くなったという連絡をいただきました。日付が変わって6日月曜日がお葬式の予定です。

 


 

 

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つくしちゃんたちは、ヨソオバチャンを母猫に5匹兄弟で生まれました。毛柄だけではよくわからないのですが、たぶんヨソオバチャンの右脇の下に潜り込んでいる赤っぽい子がつくしちゃんではないかと思います。(2011/08/02撮影)

 

 

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ほかの兄弟たちがじゃれあっているのを横目で見て、ひとりでもの遊びをしていたり何かをじっと眺めていたりすることが多かった気がします。(2011/09/16撮影)

 

 

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5匹兄弟のうち2匹は早いうちにもらわれていき、残ったそてつくん・れんげちゃんと、それから兄弟ではないけれど同じころに生まれてM町の現場にやってきたさくらちゃんと、ちびキジ4匹でずっと過ごしていましたが、体格は一番小さかったと思います。このときも、目やにで涙やけしていますね。(2011/11/13撮影)

 

 

基本的に外で暮らす子ねこたちが冬を乗り切るのは、本当にむずかしいことです。体力の弱い子から順に命を落としていくのが厳然としたルールで、それはM町に限らず、どこでもそうです。できればすべての子を家の中に入れてあげられればいいのだけれど。

 

つくしちゃんの冥福を祈ります。