算命学命式算出ソフトの特徴と製作秘話 | さる山さる子が行く。

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【整体占いさる山さる子】は、小田急町田駅西口徒歩2分にある日本で唯一の整体占いのお店です。
整体占いは、整体と占いを組み合わせ、気・心・体(精神・心・肉体)を同時に健康に導く独自の施術です。これは、スタッフブログ。

 株式会社さる山さる子では、算命学のアプリ(正式名称は、さる山さる子の算命学命式算出ソフト、略して「さる命学ソフト」です。)を製作・販売していますが、今回は、その特徴と製作秘話について、簡単に語ってみたいと思います。

 まず、「さる命学ソフト」の最も大きな特徴ですが、何よりも「正確である事」が挙げられます。そもそも、自社で算命学命式算出ソフトを開発しようと思った切っ掛けが、正確なソフト、使い勝手の良いソフトが見当たらなかった事にあるので、正確な表示にはかなり拘りました。

 そこで、原典算命学大系を始め、高尾義政という著者名の入った書籍、宗家の講義ノート等、多くの資料を収集し、それを各占技毎に纏め、矛盾や誤りを修正し、足りない部分は陰陽五行説に則って加筆して、基幹となるプログラム(計算式)を書いていきました。

 その結果、原典算命学大系を始め、高尾宗家が遺した基礎理論・占技に則った正確なソフトが出来上がりました。


 本来は、自分達が使う為に製作したソフトですが、あまりに出来が良いので、多くの方に使って貰おうと、2017年4月に一般販売を開始しました。その時点において、又、現時点(2024年5月末)においても、これ以上のソフトは存在しないと思われる為、有り難い事に、多くの占者、講師の方にご愛用頂いています。勿論、整体占いさる山さる子町田店のスタッフ、さる命学教室の講師陣もこのソフトを使用しています。

 

 次に、「さる命学ソフト」の特徴として挙げられるのが、「見易い事」です。表示される内容(命式や占技の答え)がどんなに正確であっても、見辛ければ、或いは、分かり辛ければ、現場では使えません。そこで、開発に当たっては、誰もがぱっと見て理解出来る様なデザインにする事を心懸けました。

 (表示の)デザインを担当したのは、株式会社さる山さる子の社長(代表取締役)のそらまめ(元富士通のSE、デザイナー)ですが、コロコロ変わる仕様書に従い、何度も一からデザインの見直しを行いました。その結果、非常に見易い、デザイン性に優れたソフトが完成しました。是非、他社製品と見比べてみて欲しいと思います。


 ①正確性、②デザイン性以外にも、③操作性や④網羅性等、様々な特徴があるのですが、それらを全部記載すると長くなってしまうので、ここでは、この程度にしておこうと思いますが、もっと詳しく知りたいという方は、是非、こちらをご覧下さい。


 さて、「さる命学ソフト」は、開発に長い時間と手間が掛かった訳ですが、ここで、少しだけですが、製作秘話的な事を語りたいと思います。

 前にも少し述べましたが、このソフトを開発したのは、整体占いさる山さる子小田急相模原店で、開店当初に使用していたソフトが、間違いが多いものであったからです。間違いを修正しつつ、何とか使っていたのですが、それではあまりに効率が悪いので、値段が高くてもしっかりとしたプロ仕様のソフトが欲しいと思って色々と探したものの、残念ながら基準に達するものはなく、仕方なく自分達で製作する事になった訳です。

 ものを知らないというのは怖いもので、算命学の命式を表示する程度のプログラムなら簡単に書けるだろうと安易にプロジェクトをスタートさせたのですが、実際にやってみると、様々な困難・壁にぶち当たり、デバッグを含めると、結果的に約5年も掛かってしまいました。

 開発は、大きく分けると仕様書(Premiumの解説原稿を含む。)担当、デザイン担当、プログラム担当の3名で行ったのですが、仕様書が少し変更になると、デザインもプログラムも全て修正しなければならず、非常に手間が掛かりました。

 多くの経験を積んだ今であれば、もう少し効率の良い開発が出来るとは思いますが、当時はそれが精一杯でした。しかし、手間暇は掛かったものの、日本一の算命学命式算出ソフトであると胸を張って言える様な良い製品が出来上がったので、大いに満足しています。

 尚、仕様書の執筆者は、それのみならず、算命学を教授する学校の教科書の執筆も同時にしていましたし、デザインの担当者は、それのみならず、自社のWebサイトの構築・管理も行っていたので、正に目の回る様な忙しさでした。

 やっと基幹プログラムが完成したと思ったのも束の間、実際に動かしてみると、色々な不具合が出て、それを修正・調整する為におよそ2年くらい掛かりましたが、今では不具合が見付かる事もなく、全く問題なく動作しています。

 製作に関連するネタは沢山あるのですが、長くなってしまうので、今回はこれくらいにしておこうと思います。