今朝、通勤で電車を待っていると、杖をつく盲人のお年寄り(男性)が、階段を降り、ホームに立ち止まった。
携帯を目の近くに寄せて見ていたので、まったく見えないと言う事でも無さそうだったが、辺りの風景や足下などは、見えないようだった。
以前、テレビでホームから盲人が落ちてしまったという話を聞いていたので、その男性の動きを何となく伺っていた。
男性は目をつむって、辺りの音を聞いているように見えたので、私も同じように目をつむってみた。
人の足音、鳥のさえずりなどが聞こえるが、人の足音もコツコツと踵があるものの音なら聞こえるが、運動靴などは聞き取りにくいと思った。
そこに、アナウンスや通過列車が通り過ぎると、周りの音は全てかき消され、人が近くにいることも分からなくなる。
こんな状態の中で杖をつき外に出て行こうとするその男性は、もの凄く冒険心があるのだなぁと思った。
電車の到着時刻に近づくと、人の数も増えてきて、その男性の横や後ろにも人の列が出来ている。
杖をつき、電車の位置を確かめて、乗り込む歩幅も完璧である。
もう、何十回と電車の乗り降りをしているのだろう。
そして辺りを見ると、何気なく、その男性の姿を目で追う人達にも気づいた。
みんな、何かあったら手を貸そうと、静かに見守っていたのだと思う。
電車の中でも、小学生くらいの女の子がその男性に気付き、電車から降りる姿を、やはり目で追っていた。
あまりにも人が多かったので、気が気でなくなった私はその男性の肘に手をかけて、「エスカレーターに乗りますか?」と尋ねると、「ありがとう。」と言われたので、そのまま誘導させてもらった。
もしかしたら、エレベーターに乗るはずだったのかな?と、後で思ったりもした。
男性は、エスカレーターからも難なく降りると、点字ブロックに沿って改札を出ていった。
全てが自然に流れ、人と人とが調和しているように感じた。
自然に何かに寄り添う、という空気が流れていた。
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