何故、ブログのペンネームが、『さる山さる子』になったのか、と言えば。
当時、大流行していたSNSがありまして、その時の私(さとう)のハンドルネームが、『さる山さる子』だったのです。
じゃあ、何でそんなふざけた名前にしたのか、と言うとですね。
名付け親は、私の旦那さんだったわけです。
さとう 「ハンドルネーム何にしようかなぁ。。」
父ちゃん 「お前は、さるなんだから、さる山さる子で良いだろう。」
さとう 「ぉお、そうか、そうれで行こう。」
と、言うことになったわけです。
それじゃあ、何で私が、『さる』だったか、つーと、これも色々ありまして、笑っちゃうわけです。
当時、私の旦那さんは、私に対して要望が多かったわけです。
世の中の奥様達に出来ることが、私が出来なかったので、それはそれは、毎日毎日、小言を言うわけです。
長年、黙って聞いていたのですが、
さとう 「もう、私には無理だ…。」
と、思ったら最後、私はそのとき爆発したのであります。
さとう 「もう、私には無理だよ~~~~~っ! これ以上は、出来ないよ~~~~っ!
私に対して、あれこれ諦めてよ~~~~~、、うわぁ~~~~~~~ん!」
と、子どものように喚きながら、父ちゃんに訴えたのであります。
すると父ちゃんは、
父ちゃん 「諦められん!!!!」
と、憤慨。
でも、私が大泣きしてるもんだから、目の前にいた子ども達に、
父ちゃん 「お前ら、母ちゃんがこんなんだから、お前らが何とかしろ!」
子ども達 「は???????」
と、コントのようなやりとりが、あったわけです。
そのときは、離婚も覚悟のことでした。
で、数日が経ち、父ちゃんに変化が起こりました。
ゴミ出しはしてくれるは、食べた食器は、流しに持ってってくれるはで、私の頭の中は、「どうした???」と、はてなマークが一杯になったわけでして…。
さとう 「父ちゃん、どうしたの?」
父ちゃん 「お前を人間だ、と思うから頭に来る。でも、お前を『さる』だと思えば、色々と凄いと思えるようになった。
『さるなのに、料理が出来る。』、『さるなのに、PTAもやってる。』、『さるなのに、仕事もしてる。』
こう思ったら怒りが消えた。」
さとう 「そうか! 父ちゃん、凄いね~。」
そして、ここから父ちゃんは、私のことを『さる』と、呼ぶようになったのです。
私に対する目線を下げてくれたことで、期待が無くなり、いちいち小言を言わなくなり、自分で出来ることはするようになったのです。
いやぁ~~~、早く泣きわめけば良かったよ、と思う私でしたが、これにもやはり、時間が必要だったのでしょう。
これが、『さる山さる子』の名前の大本の由来でありました。
こんなことが発端で、店名になってしまって、申し訳ないです。(´・ω・`)