最近、何故か男性のお客様が増えて来ている。
私が綺麗になったわけでも、モテ期が来たわけでも無い。（←そんなこたぁ、みんな知っている）
今から５年前。
整体占い さる山さる子をオープンするときに、何人もの人の協力を得て、モニターをしてもらったことがあった。
そのときに、モニターさん集めをしたのは隊長で、選りすぐりの人達を集めたのであった。
選りすぐりとは。
私がたぶん苦手であろう、と思われる人物のことである。
そして、私の最大の弱点（最大の弱点はいっぱいあったが、特にである）が、明るみに出た。
男性に対しての説明が下手であり、苦手ということである。
女性の場合は、感覚的な言葉が通じやすいのだが、男性の場合は一切通じない。
なので、占いのときに相手の男性の顔を見ると、「？？？？？」となっているのである。
女性でも、理論派の人は、やはり「？？？？？」 、つう顔をして、私がしどろもどろになる、という場面が多かったのだ。
ヤバイ、これはヤバイぞ、いっそのこと、女性オンリーのお店にしたらどうだろうかと、隊長が受け入れるはずも無い妄想をした私だった。
もう、それからは、今までのやり方を直すべく、隊長からの指令を次から次へと、嫌々こなしていく私であった。
知識（水性）の業（ぎょう）を受けるのである。
あれから５年。
隊長やそらちゃんの手ほどき（特訓）により、いつしか私は、男性のお客様に対しての苦手意識が無くなっていた。
男性のお客様にも、理解してもらえるような説明が、出来る様になっていた。
お客様の中には、奥様に勧められて、という方も多い。
『占いは胡散臭い』と大抵の男性の方は思っているだろうと、私は最初に算命学の説明をするところから始める事にしている。
すると、『占いでは無く、自然学であり、分類学であり、学問である』ということを、納得されると、その後の鑑定がスムーズに行くのだ。
もしかしたら、男性に対する苦手意識がすっかり無くなったことにより、増えて来ているのかな？とも思うのだ。
男性も女性も若い人でも大先輩でも、様々な人達と出会いたい、と、このところ思う私なのであった。
そして、人間、頑張れば何とかなるもんなんだってことも、勉強した私なのであ～る。
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