縁あって、この春くらいから、近所のおばあちゃんのところに、月に一度、話をしに行くようになった。
このおばあちゃん、高齢なのだけど、ビックリするくらい頭が良く、色々なことをよく知っていて、話していて楽しい。
足と耳が悪く、話をするのがとても好きなので、家に来て、話を聞いてくれる人が必要で、私もその一人になったのである。
耳が悪いので、おばあちゃんと話している間、私はあまり話さず、ほとんどおばあちゃんの話を聞くことになるわけだが、その時、おばあちゃんが、「あんたと話していると、癒やされる」と、言った。
私は、二人で話していると癒やされると、よく人から言われる。
それは、相手に必要な言葉が出てくるからだろうかと思っていた。
しかし、おばあちゃんにも言われたことで、認識が変わった。
私はほとんど話していないからである。
なので、話していて相手が癒やされるかどうかは、話す内容ではなく、受け取り方なのだと気付いたのである。
さて、私が人と話していて、最も普通の人と違う受け取り方をするのは、発信元が誰かのことを非難するような言葉を発した時に、それを悪口として受け取らないことではないかと思う。
あははと笑って、「その人面白いねぇ」などと言うのである。
悪口が出てきた時は、決して同調しないで、ただの楽しい話として聞く。
すると、相手はちょっとポカンとした後、大概一緒に笑って、悪口はすぐに終わる。
悪口を聞いたり同意すると、その後もくどくどと悪口を言う事になり、相手だけでなく、言ってしまった自分に嫌悪感を持つのかも知れない。
なので、そこかなぁと思うのだけど、誰か試して検証してみてくれませんか?(ただの好奇心)
← あと、人と話している時に緊張しない(図々しいので)ということもあるのかも。どうだろ。今日もポチッとよろしくお願いします。