人口2500人余りの小さなところ。

 

 叔母さんが亡くなったというので、10年ぶりに訪れた地。

 

 叔父さんは10年前にすでに亡くなっていて。

 

 子どもが仕切る様子は、小さい地ならではの風習があるらしく、

 

 家族葬で良いと言っていたものの、そういうわけにはいかなかった・・・・。

 

 と、その風習も10年の間に変わりましたね~と、前はこうだったのにね・・。という

 

 うるおぼえの記憶の中、確認の意味でもきちんと聞きます。

 

 すると、以前なら自治会中心で婦人会やら料理をふるまっていたのですが、

 

 今じゃ「仕出し弁当」となり、みそ汁だけ作ります。

 

 通夜の会食もオードブルと少々のお菓子やおつまみ。

 

 火葬場も、その場で待機場所で待っているところですが、寺に帰り、待つ。

 

 色々、変わったよな~こんなもん?!と思いながらも、

 

 寺のお坊さんの読経は、さすが10年間に成長したと言ったら、ちと違うな。

 

 声に重みというか、重低音の響きがすごいな~と、

 

 以前ですと、軽く聞こえてただ読んでいます・・みたいな感じに聞こえたんだよな。

 

 そう、深みというか、発する言葉と音の段階が「情」というものが乗っかった感じ。

 

 あの坊さんは、結構自分がこうだと思ったものは、どんどん取り入れて

 

 突っ走るんだよな~とか言っていました。

 

 そう、前にこんな建物あったっけ?と、敷地内に色々建ってますのよ。

 

 何より驚いたのは、会食(仮通夜)の席で、目の前で煙草を吸い出したことだった。