最近、なんとなく読んだ本をご紹介します。
【チルドレン】 伊坂幸太郎
展開がアップテンポで登場人物が奇想天外
ストーリーはいい意味で期待を裏切る展開で
読みやすくはまりやすい作品。
5つくらいに物語がわかれているのだけれど
それぞれ時系列がバラバラで、でもどこかでつながっている
というカラクリ仕掛けな構成も素晴らしい。
他にも読んでみたいと思わせる中毒性があり
これはいいものを見つけたという達成感がありました。
【羊をめぐる冒険】 村上春樹
過去に高校生か大学生の頃読んだものを
読み返してみましたが、まぁ面白い。
静かな情熱というか、表面上はあらわれないけれども
地中深くにマグマのような熱いものを感じます。
相変わらず謎が多く、読み終えて「フーッ」と
一息ついてしばらく考えて、また気になるところを
読み返すというなんとも達成感のない気持ちになって
しまいます。
(現在続編のダンスダンスダンスを読んでます)
【リアル鬼ごっこ】 山田悠介
スケールも大きく内容は悪くないと思うのだけれどもどうも
物足らなさを感じてしまいます。
引き込まれはするんだけれども、筋が通らないことが
多すぎてついつい現実に引き戻されてしまう。
あえて万人受けさせるために軽くうわべだけで表現して
いるのかもしれないなどと勘ぐってしまう一冊でした。
【アフターダーク】 村上春樹
夜中から朝方までに起きたことを綴っただけの内容なのですが
またしても深い。文章の組み立て方だったり、表現の仕方、
感情表現を直接的に表記していないのに行間で感じさせる
不思議な手法は相変わらずスゴイ。
読み終えて「フーッ」と一息ついてしばらく考えて、
また気になるところを読み返すのだけれども
よくよく考えると夜から朝までにコレといった大事件も起こらずに
これだけ引き込ませて読ませて考えさせられるって
やっぱりスゴイ。
