この記事を書いた2年前は、まさか「美しい国、日本。」と言っていた安倍さんが、昨年あんな形で亡くなるとは想像もつかなかった。
もしかすると、安倍さんを抹殺した張本人は安倍さん自身だったのかもしれないとすら思えてしまう。
日本は昔も今も美しい国であることには変わりない。
「美しい国、日本。」というスローガンをかつて安倍さんが掲げていたのは15年くらい昔の話だが、見事に日本は「美しい、しかし貧しい国、日本。」になってしまった。
お金はいっぱい有るのに国民は貧しく慎ましやかで、それでも国民は誠実で真面目で美しく、その国土や文化も美しいという不思議な魅力に満ちあふれた美しい国、日本。
この美しい国で、あくせく働かなくてもお金の心配なく暮らせるのであれば、こんな良い国は世界中探してもない。
その素晴らしい国日本で日本に住む日本人が、その良さを十分堪能して幸福な生活を送るためには、国民それぞれが持っている経済的不安を自主的に解決するしかない。
それを国として国民の為にやろうとしていたのが安倍さんだったように思うが、残念ながら上手くいかなかった。
もし、安倍さんが生きていてこれから日本で起こることを見ていたなら、政治家としてとても辛い思いをしたに違いない。