緊急事態宣言の解除を我々はどう捉えてどう行動すべきか? | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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本日、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言について、安倍総理大臣は、記者会見で、全国で解除することを表明した。

先月7日に出された宣言はおよそ1か月半ぶりの解除となる。

 

おそらく、多くの国民は、「散々脅して自粛要請しておきながら、じつはコロナ全然怖くねーじゃんか!」みたいに感じているのではないだろうか?

 

4月7日の緊急事態宣言発出以降の、感染者数や死亡者数の公表されている数字が事実であるとすれば、これは「コロナ詐欺」といっても良いかもしれない。

 

「新型コロナウイルス」というものが本当に存在しているのかどうか?すら怪しく思えてくる。

 

もし、本当に存在していたのなら、あの程度の自粛で、感染源不明の感染者が高い確率で出現していたにも関わらず、あの程度の感染者しか出ないというのはなんとなく考えにくい。

 

こうなってしまうと私自身も、この状況をどう捉えてどう行動すれば良いのか正直分からない。

 

公表されている数字を信用するならば、そもそも自粛する必要すら無かったのでは?とも思えるくらいなので、もうそんなに気にせず普通の生活に戻っていいんじゃねえの?と言う気がする。

 

飲食店など経営者の立場からすれば、客が来る来ないに関わらず店は開けざるを得ないし、客の立場としてもたぶんマスクや消毒液で自己防御防御はするが外食することを再開するだろう。

 

自粛中に会うことを控えていた人たちとも、普通に会うかもしれないし、県を跨ぐ移動も別に禁止されている訳ではないので必要ならやっても良いんじゃないか?とも思える。

 

ZOOM飲み会とか、やる機会はなかったが、バカげてない?

 

が、しかし、冷静に考えて世界で500万人以上が感染していて、30万人以上が死亡しているこの新型コロナウイルスなるものが存在していないわけはない。

 

しかも、感染拡大が始まった1月末頃には、日本ではほぼ何も感染拡大防止策が取られていなかったことや、緊急事態宣言発出後も今に至るまでのユルユルの検疫及び隔離体制や、要請に留まる中途半端な自主的自粛活動レベルでは、感染の拡大を封じ込めることができたわけもない。

 

重篤化して死亡に繋がる確率が、人種によって異なるならアメリカであれほどの死者が出ているのもわかるが、そのあたりもどうもまだはっきりしないようだ。

 

たとえば、ラテン系は重篤かしやすいとか?

 

それにしても、日本ではほぼ問題が無いように見える。

 

この真実はいったいどこにあるのか?今のところは謎としか言いようがない。

 

PCR検査や、抗体検査がもっとどこの病院でも普通に行われるようになってからでないと、感染しているのかどうかすら分からない無症状感染者が実はウヨウヨいるのでは?という恐怖はある。

 

このことが、有る程度分かるには、少なくともある一定数の検査データーが蓄積されないと何とも言えない。というか安全なのか危険なのか、何をしてもいいのか?まったく判断がつかない。

 

国は、この十分量の検査データーの分析を前にして、緊急事態宣言を全国的に解除することを発表したが、普通で考えると非常にリスクのある判断だと思われる。

 

たぶん、経済を優先せざるを得なかったのだろうとは想像できる。

 

ただ、検査数が少なすぎるので、個人的には緊急事態宣言が解除されたとはいえ、暫くソフトな自粛を継続しながら様子を覗うといったスタンスにならざるを得ない。

 

もし、今後も検査数が伸びず、感染者数も減り続けるとすれば、1日の検査数が数万人単位になってくるまで様子を見続けなければならないと思っている。

 

できればメディアには、1日のPCRおよび抗体検査の実施数と、一日の自殺者数を含む他の原因で死亡した人の数字を比較報道して欲しい。

 

経済についても、日経平均は外国勢が売りに走っているのも関わらず日銀が買い支えているのか、暴落はせず、為替も不気味なほど安定しているが、日銀の買い支え金額とかも毎日開示してもらいたい。

 

何事も、正確な数字とそのバックグラウンドが見えて来ないと何も判断はできない。

 

ただ、そういう前提での最悪の予想はしていかなければならない。