現状で4000億円の資産規模を持つ中国雲南省のお茶メーカーICGLは、ガンの治療に効果があると言われるパクリタキサス(タキソール)の原料である紅豆杉の畑を大量保有する四川省のとある企業とのM&Aにより、企業規模も10倍の4兆円規模となり、中国茶(プーアール茶)の製造及び流通を基軸とする健康産業から、製薬・医療産業にも事業の幅を広げようとしている。
最近まで米国のBMS(Bristol Myers Squibb)が独占的に保有していたタキソールの抽出技術は、既に中国本土でも樹皮からの抽出からアンプル剤の製造に至るまで、BMSの抽出純度を僅かに上回るレベルで実現しているらしい。
まず最初のステップは、資産4000億円のICGLが、四川省のとある紅豆杉の会社(おそらく政府系)ローカル企業で推定資産額4兆円の企業とのリバースM&Aを実現すること。
しかし、これは既に決まってるとのこと。あとは金と手続きの問題だけだが、このまま順調にPPによる資金調達が5億円程度まで進めば全ては動き出す。
おそらく2月頃か?
OTCに上場しているICGLがNYSEに上場するまでの予定は来年いっぱいというところだろう。
紅豆杉の会社は、既に湖北省に紅豆杉からタキソールを抽出する工場を建設中。
さらに、抽出された純タキソールの粉末から、注射用のアンプル液を製造するとあるUK向けに実績のある四川省のOEM工場を買収しようとしており、医療用タキソール製造の準備は着々と進められているようだ。
この11月には、自分の目でこの湖北省のパクリタキサス(タキソール)抽出工場を見学に行こうと思う。
見学後、また報告できることがあるだろう。
ICGLの案件は、もはや単なる上場を狙った投資話の枠から完全に外れ、世界のガン患者のの為にパクリタキサス(タキソール)の安定供給を実現するという、余生を賭するに値するような、有意義で巨大な事業プロジェクトとなりつつある。
現在OTCマーケットで13USドルのまま、全く動かなくなったICGLの株価は、おそらく10USドル程度まで一旦調整されるだろうと聞かされている。
このICGL株を、縁故取引価格2USドルで手に入れるチャンスは今年いっぱいというところだろう。
すでに多くの友人達がこのICGLの株式を私が紹介した香港のブローカー筋から2ドルで購入している。
M&Aの件が実現し、明るみに出た後には、場合によっては5USドル以上での、新たな縁故オファーがあるかもしれない。
その時には、たとえ5ドルだろうが6ドルだろうが、誰もがICGLの株を欲しがるはずだ。
現在購入可能なひと株2USドルという価格は、正味の縁故価格であり、本来は将来、単なる株主としてだけではなく、ICGLの役員として経営にも関与する可能性があるような本当に関係の深い仲間への限定的なオファーだと理解した方が良いだろう。