HSBCチャイナ:パスポートの有効期限が切れたらどうする? | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!


海外の銀行に口座をお持ちの日本人の方は、パスポートの有効期限が切れたら、パスポートを更新後、銀行でパスポート情報の更新手続き(Updating ID/passport information)をしなければなりません。


しかし、このパスポート情報の更新手続きは、基本的に本人が現地の支店を訪問して行わなければならず、郵送やインターネットバンキングなど遠隔では手続きができません。


頻繁に海外に出向くことの無いひとにとって、このパスポート情報更新の手続きは厄介です。


しかし、香港のHSBCなどがそうであるように、国によっては、「別に更新しなくても口座が休眠になることはない」と理解していました。


であれば、行くことがあれば、その時についでにやればいいわけです。


ところが、最近の中国のレギュレーション変更により、中国の銀行では、登録されているIDやパスポートの有効期限が切れると、自動的に口座が休眠になってしまうそうです。


インターネットバンキングが見れなくなることはないようですが、資金の移動ができなくなります。


HSBC中国の場合、パスポート情報の更新は、別に中国でなくてもどこの国の支店でも可能だそうです。


しかし、残念ながら日本はHSBCが撤退してしまったので日本国内ではできません。


少なくとも香港に来れば可能だという事になります。


中国の場合、有効期限切れで即休眠というのは、ちょっと厳しいですね。


日本のパスポートは更新するとパスポート番号まで変わってしまうので面倒です。


私の場合も、せっかく10年で作ったパスポートが増刷したにもかかわらずスタンプの押され過ぎで5年もちそうもありません・・・。


日本では、日本の銀行口座で定期的なIDやパスポート情報の更新を求められることはありませんので、引っ越しや、結婚・離婚などにより、何か変更することがなければ放っておいても大丈夫ですが、海外の銀行口座ではこのパスポート情報の更新に注意が必要です。


HSBCであれば、最寄りの国のHSBCの支店で複数の国のHSBC口座のID/パスポート情報更新が一挙にできるかもしれませんが、他行の場合はそれぞれ国によってレギュレーションが異なるため、どのような手続きがどのような条件で要求されるのか個別に確認が必要です。