ロイヤルロンドン(RL360) VS スタンダードライフ | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

さて、いよいよ佳境です。




これからオフショア積立年金プランを始めようと考えておられる方が、最終的にぶち当たる壁は、マン島のロイヤルロンドン360°(Royal London 360°)のクアンタム(QUANTUM)にするか、香港スタンダードライフ(Standard Life)のハーベスト101(Harvest101)/シュプリーム(Supremeもしくは新商品)にするか?という問題でしょう。




私見では、マン島籍で共有名義人や証券譲渡の柔軟性が高いロイヤルロンドンのほうに優先順位を置いていますが、香港に物理的に渡航可能なひとの場合はスタンダードライフも悪くはありません。




この2つの商品を比較するポイントはいくつかあります。




1)ロイヤルロンドン(RL360°)はマン島籍、スタンダードライフは香港籍の証券である




2)ロイヤルロンドン(RL360°)は香港SFCの認可商品ではなく、スタンダードライフは香港SFC認可商品である




3)ロイヤルロンドン(RL360°)は日本から郵送による申し込みが可能であるが、スタンダードライフはできない(但し、6ヶ月以内に特定の国への渡航歴があれば可能)




4)会社の規模や歴史という観点で観ればスタンダードライフのほうが信頼性が高いと思われる




5)ロイヤルロンドン(RL360°)はいつまで日本居住者からの申し込みを受け付けるか疑わしい




6)スタンダードライフはフレンズプロビデントから切られた香港IFAルートの質の悪い連中がすでに扱っているがロイヤルロンドン(RL360°)にはそういった垢はついていない




7)ロイヤルロンドン(RL360°)の既存流通ルートは、香港IFAよりも日本に居住する外国人向けにビジネスを展開するインターナショナルルートが主体




8)香港にサービス拠点のあるスタンダードライフのほうが、マン島オペレーションのロイヤルロンドン(RL360°)より高いサポートレベルがきたいできる




9)証券の共有や譲渡に関わる柔軟性も含めて、マン島籍のロイヤルロンドン(RL360°)のほうが情報の機密性が高いと言える




10)残念ながらどちらも日本人市場から撤退したフレンズプロビデントと比較すると、サポートの実績や既存顧客数という点では劣る




以上のような分析から、正直甲乙付けがたいが、日本から郵送での申し込みが可能であるロイヤルロンドン360に微妙ながら軍配を挙げざるを得ない。




これはあくまで私の経験に基づく私見であり、商品の目論見書に基づく詳細なスペック比較が基準ではありません。




しかも、私自身はそのような説明をする立場でもありませんので、自分の意志でやりたいと思う人は代理店に人に直接コンタクトをとって詳細を聞くべきです。




私が使っている代理店で、双方の取り扱いがある香港のIFA(正規代理店)GRANDTAGの菅野さんに聞いてみれば的確な回答が得られるはずです。


service_jpn@grandtag.com





更新情報:2016年2月1日

Standard Life香港が提供するHarvest 101, Harvest Wealthなど所謂101商品ILAS(Investment Linked Assurance Scheme)は2014年年末で商品が打ち切りとなっており、2015年以降は購入ができなくなりました。
現在のところ、Standard Life香港から代替商品は上市されていません。