今年辰年の「新成人」人口は総務省統計局の推計によると122万人と過去最低記録を更新。
第一次ベビーブーマーが成人して最も多かった1970年の成人人口246万人の半数を割った。
このことは労働人口が高度経済成長期と比べて著しく減少していることを如実に表している。
ちなみに「辰年生まれ」総人口は1022万人(男性496万人/女性526万人)と総人口の8%を占めるそうな。
かくいう私Mr,Gも、GRANDTAGのJameson社長も、S先生もみんな辰年生まれ。
中国でも香港でも辰年(イヤー・オブ・ドラゴン)生まれのひとはビジネス的に重宝されます。
きっと風水的な考え方でしょうが、龍も登って行くものなので上昇志向が強い縁起物のようです。
今年の新成人にとってもGはお父さんとほぼ同世代になると思いますが、その人口が少ないということは、我々の世代が男女とも働き過ぎ、遊び過ぎで、結婚もせず子供も作らなかった結果です。
まずは、まじめに結婚をして自分たちを産んでくれた親に感謝してください。
そして、あなた方も私と同じ、何か運命を背負った「イヤー・オブ・ドラゴン」です。
チームGとしての素質は十分です。
チームG予備軍として、あなた方のがこれからの社会で生き残って行くためのアドバイスをいくつかしたいと思います。
1)死ぬ気で英語と中国語(北京語)をマスターせよ
英語は今でもマスト、10年後は北京語マスト間違いなし。
アジアの共通語は北京語になる。
スペイン語と韓国語も重要。
2)メールではなく、生でコミュニケーションできる能力を身に着けよ
情報ツールが発達するほどに、逆にアナログなコミュニケーションの能力が威力を発揮する。
特に受信(情報収集)。
3)考えるよりもまずは行動
Gの時代は考えてから行動しろと言われたが、今は残念ながら考えている時間が無い。
4)大手企業に就職して上がりではなく、アントレプレナーを目指せ
昨年オリンパスに就職した人や一昨年日本航空に就職したひとのことを想像してみてほしい。
一寸先は闇だ。企業に依存せず自分の未来は自分で切り開け。
サラリーマンの人生は「島耕作」を読破すれば疑似体験可能。
5)海外(特にアジア)に目を向けて積極的に海外に出てほしい
日本以外のアジアで起こっているアツい動きを自分の目で見て、肌で感じてほしい。
6)みんなと一緒という考えは捨てよ
ビジネスの世界ではみんなが一緒にいい思いをするということはありません。
みんなが考えないことを考えて、みんながしないことをしてください。
7)よい恋愛をしてください
真剣な恋ほどあなたを成長させるものはありません。
つらいときもありますが・・・。
8)稼いだお金は(日本の)銀行に預けるな
もう稼いでいるひと、これから稼ぐ人、稼いだ大切なお金を国内の金融機関にはゆだねないでほしい。
生命保険にも加入しないでほしい。
ギャンブル的なFXにも手を出さないでほしい。
9)投資については勉強してほしい
今まで何の勉強もしてこなかった分、投資については積極的に勉強してほしい。
但し、日本のスタンダードではなく世界のスタンダードでなくては意味がない。
そのためにも香港やシンガポールといったアジアにおけるオフショア金融センターの優位性を理解し活用すべき。
10)ヒーロー(ヒロイン)になろうと思うな
不景気な時ほど人はヒーローを求めがちだが、
はっきり言ってヒーローは儲からん
私と同じイヤー・オブ・ドラゴンの新成人の皆さんと、近い将来香港でお会いできることを楽しみにしています。
(Mr.G)