「エンディングノート」とは、遺書よりもフランクな家族に対する覚え書きのようなもの・・・だそうです。
このような言葉があることを知りませんでした。
10月1日からロードショーが始まった映画「エンディングノート」のことがニュースで取り上げられていました。
熱血サラリーマンだった主人公の砂田知昭さんが会社を引退して2年後に胃がんが見つかり、余命がいくばくもないと判った後、人生最後の一大プロジェクトとして取りかかったのが、この「エンディングノート」というマニュアルの作成とその遂行であった・・・。
主人公の実の娘である砂田麻美さんの初監督作品ですが、いわゆるお涙ちょうだい的なストーリとはかけ離れた、ある普通の男性の普通の最後を「エンディングノート」を軸に淡々と綴られているドキュメンタリー作品となっているようです。
この作品は実の娘が監督をしたということでかなりメディアでも取り上げられ、話題になっていると思いますが、「エンディングノート」というものに興味を持つ人が増えることと思います。
「エンディングノート」は遺言的なものですが、相続などに関して法的な効力を持たない、自分が死ぬ時に周りに迷惑をかけたり、自分がやり残したりすることがないようにする単なるマニュアルです。
証券会社や信託銀行が「エンディングノート」の作り方セミナーをやっているようです。
わたしも、今は何の準備もできていませんが、なんとなく用意をしておかなければならないような気がしてきました。
自分の人生の最後に向けたプランニング・・・。
たぶんそのうち「エンディングノート」アプリがダウンロードできるようになるでしょう。