究極の国際医療保険(IHI) | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

私が欲しい医療保険は、掛け捨てで世界中のどの国でも年間上限USD100万までキャッシュフリーで治療が受けられるものです。


私の知っている限りでは、デンマークのIHI(International Health Insurance)Denmark A/Sが最高のものではないかと思います。


「上限USD100万までの治療が、世界中のどこででも、その国に於いて医療と認められる限りは負担される」というところがミソです。


これが威力を発揮する場合は、国内で認可を受けた治療法の範囲では死ぬしかないような場合です。


かつては、英国のBupaがあったのですが、IHIはBupaに吸収されてBupaの医療保険部門を代表する形となったので、事実上Bupa-IHIグループが世界の国際医療保険商品の頂点に立つことになった経緯があります。


このIHIが提供する医療保険は、掛け捨てで年払い、毎年年齢に合わせて費用も高くなります。


若くて健康なうちに加入しても、年齢に合わせて保険料は毎年高くなりますが、病歴が加算してもその病気を同じ保険料のテーブルでカバーしてくれます。


なので、病気になる前に加入することが望ましいのです。


女性の場合には、保険証券が発行されてから12か月以降の出産であれば、出産に関わる費用もカバーされます(1出産あたりの上限あり)。


さらに、大人1人の加入に際して、10歳までの子供2人までの医療費がカバーされます。


加入に関しては以下の1)が必須で2)3)のオプションを検討する形になります。


1)Hospital Plan(入院保険)・・・入院が必要な治療の費用負担。


入院しない時の治療費は出ません。


2)Deductible(控除額)のオプション選択


自己負担額0~US20,000ドルまでを設定することにより、保険料が安くなる。

完全なキャッシュフリーを望むのであれば控除額0を設定する。


3)以下のモジュールからオプションの選択


Module1: Non Hospitalisation Benefits(非入院治療)


入院しない場合の治療費をカバーしたい場合には必要なオプション。


Module2: Medical nad Appliances(薬や治療用具)


薬代や治療に関わる用具の代金は1)に含まれない。

Module3: Medical Evacuation and Repartriation(緊急時の移送費)


外国の田舎で適切な治療が受けられない場合の、ヘリコプターなどによる移送費。


Module4A & 4B: Dental and Optical(歯とメガネ・コンタクト)


歯科治療とメガネ・コンタクトがセットになっている。


参考までに45-59歳の年払いプレミアムテーブルを公開します。


以下は控除額ゼロの場合です


[Hospital Plan] USD 6,350


[Module 1: Non-Hospitalization Benefits] USD 3.901


[Module 2: Medical & Appliances] USD 1,640


結構年間100万円くらいになっちゃいますね・・・。


たぶんModule 1と2は要らない。Module 3は必要かな。


あと、注意点ですが、海外を飛び回るようなひとにはいいのですが、殆ど日本に居る人で英語ができない人にはお勧めできません。


医療保険の特性上、請求頻度が高いと思われます。


海外のシステムを英語で使いこなせないひとには不向きです。