投資詐欺にあうことと投資は根本的に違う! | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

投資詐欺の案件は後を絶ちません。


今後もさらに、年間30兆円とも言われる団塊世代のリタイヤメント資金「団塊バブル資金」を狙って詐欺話はどんどん増えていくことでしょう。


こういった投資詐欺に引っかかった多くの方は、「投資をして騙された!」といいますが、それは間違っています。


「投資詐欺」は、そもそも「投資」ではなく、投資の名を語った「振り込め詐欺」ですから、最初からあなたの資金は全く運用などされておらず、首謀者や関係者にお金をあげているに過ぎないからです。


本当に投資をして損を被ったひとが、「騙された」「詐欺にあった」というのも間違っています。


本当の投資商品を購入して、損をしたのは詐欺ではなく「自己責任の結果」です。


このような誤解や混同が起こるのは、単にみなさんが本物の投資とニセモノの投資の見分け方というものを「知らない」からに過ぎません。


「儲かるもの」がホンモノで「損をするもの」がニセモノという観点も間違っています。


ホンモノの投資商品はそもそも「儲かることも損をすることもあるものです」。


詐欺商品というのは、100%損をすることが決まっていますが、100%得をするように思わされているものです。


最近の「海外投資詐欺」は非常に巧妙にできており、素人がそのからくりを暴くことは困難であると思われます。


FXの運用ソフトなどは、良くできたものでも3ヶ月に1回はアップグレードしなければならず、1年後にはゴミになるものが殆どだそうです。


そのため、大量なソフトウェアが開発され、そして捨てられていくのです。


そんな中で、「世界で最高のFX自動運用ソフト」と名付けた何かのパクリのソフトを作ることは容易いのです。


運用の実績をオンラインで確認できるシステムもダミーシステムを簡単に作ることができます。


フレンズプロビデントのオンラインサービスがホンモノで、121ファンドのシステムがニセモノだと、いったい誰が証明できるのでしょう?


こういった巧妙な詐欺商品から身を守るための、簡単な識別方法のひとつを伝授しておきたいと思います。


「香港人の投資家が実際にその商品を知っていて、契約している証拠をもらう」という簡単なことです。


香港人はアジアでは少なくとももっとも金融商品に長けていて、お金に目ざとい人種です。


その香港人が実際に知っていて、買っているものかどうか?を確認することは大事なポイントといえます。


もちろん、香港人は日本国内で販売されている保険や金融商品は一切購入しません。


自国で販売されている商品よりも明らかに劣ったものを買う理由が無いからです。


香港では詐欺事件もありません。


日本のように詐欺商品を売る連中がいれば、即命を失うからです。


私は、香港人の買わない投資商品は買いません。