以前i padをアメリカで購入した時にシムフリーだったので、てっきりi phoneもシムフリーなのだと思い込んで前回カリフォルニアのランドバンキングを視察に行ったときにi phone4を衝動買いしてしまった・・・。
みなさんは既にご存じの通り、アメリカのi phoneはシムフリーではありません。
香港でアンドロイドの代わりに使おうと思ったが、使えません・・・可愛そうなGです。
しょうがないので、旺角の携帯電話街にある行きつけの電話屋に持ち込んで相談。
そこのにーちゃんの勧めるままに「GEVEY」という会社のシムロック解除シムアダプターを2,000円くらいで購入して設定をしてもらう。
シムロック解除を可能にする基盤が付いた特殊なシムアダプターで、それを装着してある操作を行うとシムロックが解除されるというものです。これは下駄と呼ばれています。
一般的には、ジェイルブレイク（脱獄）というシムロック解除のソフトをダウンロードしてシムフリーにしている人が多いようですが、この下駄を履かせればソフトのダウンロードは必要ありません。
ほう、これは優れもの！と思ったものの、その電話屋のにーちゃんは、意外と設定に手こずっています・・・・。
なんだか不安になってきました。
待つこと1時間…2時間近くなったでしょうか・・・ようやくエキスパートらしき人が登場して一発で接続に至ります。
このアダプターを装着して、電話を起動後、ある一定の操作が必要なのですが、これが意外とめんどくさい。
この操作は毎回電源を落として、再起動する度、そしてパソコンに接続してi tuneと同期したときにソフトウェアのバージョンアップをする度に同じ操作をしなければ繋がりません・・・。
この操作（儀式と呼ばれるらしい）については、ここでは書くのも面倒くさいくらい面倒なので、興味がある人は以下のマニア向けブログを読んでください。
http://www.blogfromamerica.com/wp/?p=2022
絶妙なタイミングでAir Plane Modeをオン・オフするのがポイントです。
順序やタイミングを逸すると、また電源を落として最初から儀式のやり直しです。
最近は慣れてきたので、この儀式はお手の物ですが、冷静に考えると、なんでこんなことまでしてi phoneと付き合わないかんのか？ちょっと疑問です。
それでも、時代に逆行してアンドロイドからi phoneに乗り換えてみて、感じるのは、機能性よりもペット的な可愛さみたいなものがあって、んんん・・・付き合い切れるかどうかわからんが、やっぱり離れられん・・・的な感じです。
アップルの提供しているものは、機能を持った商品というよりは、「ひとつの文化」なのかもしれません。
オフショアの世界に生きるGにとっても理解の困難な不思議な世界です・・・。