石川県にアタカエンジニアリングというマニアックな工場があり、なんと懐かしのあの名車「ランチア・ストラトス」を作っている。最新号の「Tipo」10月号にも記事が載っている。
普通で考えると、オリジナルのレストアか、既存のコマーシャルカーにキットの上ものを組み込んだものと思うが、これはそのどちらでもない。
シャーシーからオリジナルで作られた完全なレプリカというか、ランチア・ストラトスの形をしたオリジナルカーなのです。
もともとは700万円くらいだったらしいが、今は1000万円するらしい。
諸々の訳あって、アタカエンジニアリングは経営難に陥ったようで、あと作れるのは10台とのこと。
エンジンはトヨタの3S-GTE DOHC16バルブがスタンダードとのことだが、別のエンジンでも載るみたい。
フロントのサスはダブルウィッシュボーン、リアはストラット。
アルミボックスシャーシーで外装はグラスファイバー製。
本物のランチア・ストラトスよりも遥かにちゃんと走るようだ。
あとは、どこで修理してもらえるか?だ。