公共の場所における全面禁煙 | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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50代グダグダちょい悪おやじMr.Gの趣味と海外投資に関するコラムです。
香港を拠点に活動する個人投資家であり、自称「投資戦略予報士」Mr.Gがお伝えする海外投資の生情報。
ねだるな勝ち取れ、さすれば与えられん!

Dr.Kです。

昨日、厚生労働省から全国の自治体に公共の場所にある建物内では原則全面禁煙とするよう求める通知を出しました。

確かに禁煙は世界的な風潮であり、海外に行くと食事の最中も喫煙者の方々が喫煙可能場所(だいたい屋外)を求めてゾンビのようにわらわらと徘徊している風景を見かけます。

Kはオフィスでも唯一の非喫煙者ですので、このような禁煙化の風潮自体はウェルカムなのですが(かといって喫煙者が嫌いなわけではないし、実際周囲の人間では喫煙者の方が圧倒的に多いです・・・)、実際この通知には強制力もなく違反しても罰則もないですし実効性という面ではほとんど無力なのではないでしょうか。

強制的に禁煙化を推進できない理由としては、やはりたばこを財政収入として位置づけているたばこ事業法やJT株の50%超を財務大臣が保有していることなど理念と実益がバッティングしていることが根本的な問題とも思われます。

またここでいう公共施設の中には、居酒屋やバーなどを含む飲食店やパチンコ店など比較的喫煙人口が多い施設が入っており、店舗経営に深刻な影響を与えかねず、さらに追い打ちをかけるように今年10月からタバコ税の増税(1本あたり5円)も施行されるとあって税収のガタ落ちまで予想される始末です・・・

Kとしては喫煙マナーさえ守ってくれれば、かまわないんですけどね、いやマジで・・・