ネオアジア “ザ・クリエイター/創造者” | 飲んで、呑んで、食べて、観て、猫と戯れる日々…

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“THE CREATOR”





ローグ ワンの監督ギャレス エドワーズ原案の近未来SF作品。


AIの発達により便利になった未来。予想通りに暴走したAIは核をロサンゼルスに落とし、アメリカは全てのAIを抹消すべく戦争をしている。お前らが作ったんやろが(笑)。そんな世界のなか、アジア圏のニューアジアはAIと良好な関係を保ち、最新のAIを開発中。それを阻止すべき派遣されたジョシュアは、潜入した先で子供の姿をした最新のAIと出会う。行動を共にするうちにジョシュアの心に変化が。しかしアメリカの最新兵器が頭上に迫っていた…

ってな話。


ローグ ワンはスターウォーズシリーズの中でも大好きな作品で、ラストのなんとも言えない物悲しさと美しさは今でも目に焼きついてる。

そんな監督が温めてきた物語。


世界観が素晴らしい。

散りばめられた日本の文字。

まさにアジアらしく発展した街。

そうブレードランナーやイリジウムなんかのリアルな未来感と、スチームパンクの香りのする機械やAIのデザインがすごく好み。

対照的に西側諸国連合であろう(アメリカね)側のハイテク感も、無さそうでありそうで出来そうで怖い。

成層圏ギリから地表をスキャンして目標にピンで攻撃するなんて、このまま今の兵器が進化したらそうなりそうだ。


あと監督がこだわったのが言葉。

基本英語で喋ってるんだけど、興奮してくると日本語もアジアの他国の言葉もバンバン出てくる。

世界のKEN WATANABEも日本語で怒りまくっててワロタ。

その渡辺謙(AI役)の頭の穴の感じがまた良いのよねぇ。

子供AIもそりゃイイ顔しよるし…


そんなこんなで尺もちょうど。

ストーリーもラストに泣かせるし。

新しいSF映画に触れたって感覚だな。