超映像体験 “DUNE 砂の惑星” | 飲んで、呑んで、食べて、観て、猫と戯れる日々…

飲んで、呑んで、食べて、観て、猫と戯れる日々…

猫と、ディズニーリゾートと、京都のお寺と、映画と、飲み歩きが大好きな、オヤジの独り言…海外旅行もっと行きたいな

“DUNE”


「風の谷のナウシカ」宮崎駿や「スターウォーズ」ジョージ ルーカスはじめ「マッド・マックス」などなど数々の作品に影響を与えたと言われる小説。

原作は1960年代に発表されたんだって。

読んだ事ないけど興味湧いてきた。


その濃密さゆえ映像化不可能と言われデヴィッド リンチの映画化挑戦は賛否両論だったらしいね。

観てないけど…

そんなわけだからちょっと不安もあったの。

ただ今回ナウシカやSWを観てからのコレを、現代最高な映像技術で観れるというのはある意味新鮮で楽しみ。

なので前情報無しであえて行ってみた。

もちろんIMAX。


西暦10190年(西暦なんや…)

人類は地球を離れ各惑星を大領家が統治し、その全てを皇帝が納める宇宙帝国が築かれていた。

その中DUNEという砂の惑星で取れる“スパイス”は莫大な富を生みハルコンネ家が統治していたが、皇帝の命によりアトレイデス家に引き継がれる事になる。

アトレイデス家の跡取りポールは未来夢を見る事がありDUNEでの出来事を断片的に知っていた。

アトレイデス家がDUNEで先住民と上手くやりながら“スパイス”の生産を始めた頃、突然ハルコンネ家に襲われる。

陰で操っていたのは皇帝。

オカンと逃げ出したポールの運命は如何に…

ってな話。



始まってすぐに「あ、やばい。名前覚えられへん」ってなくらい登場人物や家や世界観が次から次へと出てくる。

ただ知ってる役者さんが多かったので助かった。

頭パニックになる事もなくストーリー進んでいくうちにすんなりとある程度理解できてくるから不思議。

コレに関しては監督の力量なのかもしれない。

腕に付けてるシールド発生装置やオカンのもつ声の力なんてなんの説明も無いからはじめはトンチンカン(笑)



特筆すべきは映像美。

IMAXカメラで撮影された砂漠の砂の質感や土砂降りの雨の質感もさる事ながらVFXの技術の進歩によって、遠景で映し出される架空の風景やマシーンも見ていてほとんど違和感が無いってのがホントに凄い。

そしてやっぱりハンス ジマー‼︎

腹に響く重低音の嵐は音の良い劇場で楽しむべきものだと再認識。


途中ナウシカっぽいなぁラピュタっぽいなぁとか、世界観はナウシカで設定はSWだなぁとか考えながら、でも原作はコッチの方が先なんだって思いながら夢中になってたな。


約3時間の長尺も全く気にならず「アイツら全部いてもうたれ」と後半への期待感が半端ない。

いやぁ先日同様イイ作品に出会えたよ♪