Dear Snow 5 | シークレットサイン *嵐大宮妄想小説*

シークレットサイン *嵐大宮妄想小説*

嵐さん大好き、サトシックの妄想ブログです。
今日もリグレットと向き合いながら、
主に大宮の腐った妄想小説を書いています。

 

 

 

 

 

椅子に座る総司令官の前に立つと、
脂ぎった禿げ頭の下の濁った眼に
値踏みするように上から下まで見られて、
今更ながらこの選択を後悔しそうになった。


でも…
基地を出て北方に向かうためには
この男の勅令が要る。


そのためなら…


もし再び大野さんに会える可能性が
1%でもあるのなら…


俺はそのためなら、何だって出来る。


司令官の足の間に跪き、窮屈そうな
ズボンのファスナーに手をかけた。


司令官の喉が鳴る。


「…ひとつ、お願いがあります」


ゆっくりとファスナーを下ろしながら、
総司令官を見上げた。


「早速おねだりか…言ってみろ」

「北方基地の視察に行きたいのです。
私を北方に行かせてください」

「北方…?なぜそんな所に?」

「……」

「…逢いたい男でもいるのか」

「いえ、ただ…何も知らずに
私の作戦の捨て駒になる者たちが、
どんな顔をして死んでいくのか…
見てみたくなったんです」


我ながら、残酷なくらい綺麗に笑えたと
思う。
総司令官は一瞬見惚れたように目を見開き、
それから口元を緩めた。


「ふっ…まあ、良いだろう。
私の名前で勅令の命令書を書いてやる。
ただし…」


急に後頭部に総司令官の手が回り、
乱暴に頭を引き寄せられた。


目の前に、総司令官のモノが迫る。


「…この私を、満足させられたらな」


くっくっと、卑下た笑い声が頭上で響き、
俺は一切の感情に蓋をして、


従順な犬のように、口を開けた。