雑司ヶ谷霊園 | エーゲ海に憧れて…

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酒を愛し、食を愛し、旅を愛し、音楽を愛する40代会社員のつぶやき

5/6(金)

 

GW明けのやる気が無い中…本社に出勤。あと数えるだけしか出勤しないから毎日、この辺から本社へ通勤してました。

 

辞めると告げたのが3月末、九州出張の前日。なのにまだ5/6でも後任が発表にならないという体たらくな会社。見限ったのも悪くない決断だと思う。

 

引継ぎの資料は作れど、引継ぎをする人がいないんだもん。上司に投げてやめちゃおうかしら?5/13が最終出社日ですよと、何度か念押し。

 

あまりに時間もあるので、行けなかった雑司ヶ谷霊園にでも行ってみる事に。池袋駅からてくてく。

 

ちょうど夏目漱石「それから」をずっと読みながら中断してたんだった。まだ1/4しか読めてない。

 

歴史上の人物のお墓とかってなんだか見に行きたくなる。その時の風や空気感を捕まえられる気がするから。

 

夏目漱石の墓です。1916年に亡くなってるからもう何年前?106年か。ちなみにこの雑司ヶ谷霊園は1876年にできたらしい。

 

続いて東条英機のお墓。東條が正しいのか?東条なのか?旧字体だから当時は東條、いまは東条か。いろんな人のいろんな想いや考えがあるだろうが、亡くなった人に手を合わせるのには変わらず。

 

大川橋蔵さんのお墓です。昭和のスターであり、歌舞伎役者でもあった大川橋蔵。

 

ラフカディオ・ハーンこと、小泉八雲のお墓です。レフカダ島(ギリシャ)のハーンさん。

 

小泉八雲の東京帝大の文学部での英文学講師はなかなか評判がよく、その後任の講師がなんと夏目漱石。因縁なのか?2人は同じ墓地に眠っています。

 

漱石の講義は不評だったそう。文学と講義はまた別の話なのか。そういえば、小さい頃に小泉八雲の「怪談」を読んだな。

 

永井荷風のお墓もあります。永井荷風って、読んで初めて面白いって思ったな!墨東綺譚(本当は墨の字はさんずい)も読みやすかったし。

 

他にも竹久夢二とかジョン万次郎とか、泉鏡花とかのお墓も行きたかったけど…わかりにくいの!区画と説明が。なので歩き回るのも疲れたので断念。

 

腹ごしらえでもこの辺りでするとするか。生きていれば腹が減る。