トラックバスのいすゞが作った魅力的なスポーツカー ベレット1600 GT | sarthe24のブログ(30度バンク研究所byBAMヨコハマ)

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いすゞというとバスとトラックしか作っていないのですが、昔は魅力的な乗用車を作っていました。
経営的に思わしくなく、撤退こそしてしまいましたが個性的なクルマを売り出して今でも愛好者は多いようです。レースなどにも熱心で1963年の第一回日本グランプリから参加していました。また乗用車にヂーゼルエンジンを搭載したり、半手作りの限定車を出したりなかなか画期的な存在でした。最初はイギリスのヒルマンミンクスをノックダウン生産していましたが、その後独自の車種を次々と発表してきました。その中で特に印象深いのはべレット1600GTでしょうか?1963年にヒルマンの後釜として高級車のベレルと共にベレットは世に出ました。その時はセダンだけでしたが、翌1964年に2ドアクーペの1600GTが世に出ました。1600ccツインキャブOHVエンジンと共に、インディペンデントサスにより抜群のハンドリングだった様です。デザイン的にも硬派ながらも曲面を多用した美しいデザインで、1973年の最終型まで基本的なデザインは変わりませんでした。GTという名称を日本で最初に冠したのもベレットでした。今でも愛好家に大事にされている個体も多い様ですが、街中ではすっかり見かけなくなりました。今回紹介するモデルはアシェットの日本の名車シリーズの1/24のシリーズです。このサイズになるとさすがにピラーなどが細く出来て精密感が高いですね。タイヤのホワイトリボンもなかなか良いです。ベレットのミニカーと言うとGT-Rが圧倒的に多いですが、個人的にはこの初期のタイプのGTが格好良くて好きですね。