フェラーリ512BB七変化その11 1984年ルマン24時間レース出場車 | sarthe24のブログ(30度バンク研究所byBAMヨコハマ)

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フェラーリ512BB七変化その11、本当に久々の512BB七変化です。
今回は1984年のルマン24時間レースに現れたスクーデリアスーパーカーベランコートから出場の512BBBです。前回紹介した3年前の1981年型より丸みを帯びたボディで、水玉模様のカラーリングで通称水玉ベランコートと呼びます。
1983年はIMSA仕様やGr5マシンの出場が許されなかったため1982年より2年ぶりのルマンを走った512BBとなります。
しかしながら時代はCカーの時代となりもはや完全に時代遅れでお世辞にも速いとは言えない状態で、
予選も4分00秒台で43位と低迷し、決勝も夜になる前にミッショントラブルでリタイヤとなりました。
この年のルマンには512BBはこの1台しか出場しておらず、このクルマがルマンにおける最後の512BBとなりました。1978年から7年に渡ってプライベーターを中心に活躍してきたルマンでの512BBはこれで幕を閉じました。

モデルはSHMRのメーカー手作り完成品です。クリアーコートはされていませんが、仕上げはなかなか上等です。このクルマは量産ミニカーがまだ存在いたしません。
なのでこのSHMRやMERIやプロバンスのキットを組むしかありません。そのキットも現在は入手困難です。
1/24でLMPあたりがキットを出していたと思いますがもはや入手困難です。
レッドラインあたりで完成品を出して欲しい物です。

長らく放置していましたフェラーリ512BB七変化ですが、まだ終われません。それはまだ大事な1台が完成していないからなのでした。いつになるのでしょうか予想が付きません。