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Dream A live

このブログのテキストに登場する人物、団体名、個人名などは一切現実と関係ありません。
この物語は全てフィクションであり夢の中の出来事です。
理解いただけない方はご遠慮願います。

波を蹴って水を舞い上がらせてみる。



ふいにあなたが私の名前を呼んだ。


「なに?」


「ちょっと聞いてほしい話があるから、さ。こっちきてほしい」


浮かない顔してなんだろう。



勘を働かせれば出てくる答えには耳をふさいで、いざ、潤のもとへ駆け寄った。


聞きたくない。


でも、潤を信じてる。

――大丈夫。だよね。



「なに、どしたの?」



「最近、仕事がうまくいきだして、つってもまだまだ俺なんか戦力外なんだけど」


と、話を知らない私でもわかるくらい遠回りに話し始めた。


そんなに言い出しにくいことって。



「それで、今度の仕事が成功して、親にも認めてもらえたら」


海外出張とか?



「結婚しよう」


……。


すっと潤に手を取られて、きれいな指によってはめられたのはきれいな指輪。



「……結婚してください」


ばか、私。早く反応しないから言い直させてしまった。


「俺、年下だし。まだまだガキだし、こんなやつだけど」


――俺のそばで、俺と一緒に、いてほしい。




「……はい、お願いします」


返事は平凡なものになってしまった。


視線が自分の指と潤の見開いた瞳を行き来する。


潤の思いが、気持ちがうれしかった。


こんな私と一緒にいてくれるなんて、きっと、絶対最後の人。



この機会を不意にするバカがいるだろうか。




少なくとも私はしたくない。


したくないよ。


「ありがとう、潤」