「よっしゃー!」
私の返事を聞いただけであんなに喜ぶことないのに。
そう思いながらも水平線に向かって叫ぶ潤の背中を
ずいぶん軽くなった心で微笑んだ。
まさか年下にプロポーズされるなんて。
海ってところがまた潤っぽいけど。
そういえばこの後どっかいくんだっけ。
まあいいや。
「よし!じゃあ俺の実家行こう!親父もおふくろも待ってるから」
……まじか!
どっかってそこか!
いきなりご対面か!
だから着替えさせられたのか!
驚きが心を貫くも潤に腕を引かれて車へ乗りこんだ。
海岸線を南へ下って。
ご両親へなんて挨拶をすればいいかな。
きっと失敗しても潤が助けてくれる。
大丈夫。
潤がいる、私には。
君といれば何も怖くないから。
どこまででもついて行こう。
きみと、いつまでも、どこまでも。
-fin-
なんであんな紛らわしいことばっかりするのよ。
は?なにが?
なにって。お姉さんの電話とか、あの電話とか。
あの電話って?
え、あ、いや。(盗み聞きとは言えないし
なに?不安になったの?
俺のせいって言いたいの?
……なんでもありません。
たぶん君は少しも悪くない。