本ブログでOSCがどうのこうのと触れておりますが、このOSCを使ったトレーディングを18年以上に亘って行っております。しかし、最近は、もっと別のMAX値とか売られすぎサインとかと、トレーディングへのエントリーやエグジットを示唆する関数式に深入りしておりました。
ふとしたことがきっかけで、初心に帰ってOSCのコンバージェンスとダイバージェンスに着目したトレーディングの有効性を、昨日来検証しております。その結果、意外とこのOSCトレーディングの優秀性を再確認しました。
例として地味系銘柄ですが、4483JMDCを取り上げてみます。
今年の7月25日からのOSCの変遷と値動きを追ってみます。
1.7月25日 売られ過ぎサイン点灯。OSC=37%。
2.この37%に対して、OSCがダウントレンドになりながら、終値も下がっている場合をウォッチ。売られすぎサインは当然消灯していること。
3.7月26日にJMDCはOSCを37%から36%に下げながら、終値は50円高としております。このようなケースをダイバージェンスと言います。
4.このダイバージェンスが現れた日のOSCは35.1%でした。
5.この35%をベースラインとします。
6.翌日は35.1%を超えることなく終値で34%に落ちております。前日の35.1%から34%に落ちる、どこかのタイミングでの売りを仕掛けます。
7.ベースラインの35.1%に対して、以降、30日は33%まで下落。しかし、7月31日にはOSCを大引けで前日比+4%上げながらも、終値は前日比で-96円でした。これはコンバージェンスしたと称します。ここで、この日の終値を形成したOSCである37%が新たなベースラインとなります。翌8月1日は更にOSCを39%に上げながらも-96円で終わっております。この日は売られ過ぎサインが点灯。売られすぎサインが点灯した場合は様子見となります。
8.翌8月5日(例の暴落の日)は、何とこの銘柄+338円です。OSCも49%に上昇。ここは何もしません。ダイバージェンスもコンバージェンスも現れていないからです。
9.8月9日にダイバージェンスが現れました。OSCは49%です。このOSCを翌日以降で上回って推移する限りは買いホールド。難しいのはダイバージェンスは相場の頂点近くで現れることがよくあります。しかし、強気の銘柄の場合は、逆に動くことがあります。JMDCはまさに、8月5日に338円を演じた勢いのままに、8月15日には61%にまで上げてしまいます。6日の49%からはまさにうなぎ登りの上昇。
10.翌8月16日にはOSCを57%に下げながらも終値で+138円。これはダイバージェンスしたと言います。このの57%が新たなベースラインとなります。
11.翌19日はOSCが51%に急降下。この前日の57%からの下落過程で売りを仕掛けます。大引けまでに買い戻しが原則。
12.翌20日はOSCがベースラインの56.6%を途中で抜く57.4%に達しております。かなり上昇力が強そうです。
13.象徴的なのは、8月29日です。前日のOSC65.22%が大引けで65.24%とわずかですが、コンバージェンス。(終値は前日比でマイナスなので)
14.65.24%が新たなベースラインとなります。
15.翌8月30日は64.12%とOSCを落としながらも、終値では+125円。ダイバージェンスの出現です。この64.12%が新たなベースラインです。
16.翌日はかなりの乱高下ですが、64.12%を下から抜く時に買いを入れます。終値では65.1%に上昇。
17.ところが、9月3日になって異変が訪れます。終値では61%です。ベースラインはOSC64.2%ですから、これが割れるのが確実となって売りを入れます。大引けに買い戻し。そして、この9月3日は前日比でOSCを61%に落としながらも、終値は前日比で21円高。つまり、ダイバージェンスしている訳です。この比の61%が新たなベースラインとなります。
18.もうこの辺りで打ち止めにしますが、9月11日のOSC48%までは、完全に下落基調です。ちょっと戻したところを売り、大引けに買い戻しという戦法になります。
以上です。
言葉で書いたので、よく分からないかと思いますが、要するにOSCがコンバージェンスやダイバージェンスをした日のOSCをベースラインとして、翌日以降にこのベースラインを下回る推移を見せるか、上回る推移を見せるかで、柔軟に売り、買いをチェンジしながら、大引けで手仕舞うというデイトレ手法となります。
1つの考え方は、ベースラインをどこに設定するかということになりますが、そのトリガーを、コンバージェンスとダイバージェンスに求めるというのが基本です。
用語についてよく分からない方は、2006年2月20日の記事、「テクニカル用語簡単解説」をご覧ください。この日から18年以上経過していることになりますね。