11月9日(月)の市場概況です。赤字部は10日朝の更新

◆日経先物:9800円(+20円)OSC41%(+2%)10月21日の67%から下落中。 
◆日経平均:9809円(+20円)OC45%(+4%)11月5日の37%から切り返しに転じたか?
 日経平均指数値倍率:102(同値)-数字が減るほど上昇傾向を示します。
◆TOPIX:870.67(-3.3)OSC50%(+1%)10月22日の63%から下落中。
◆マザーズ指数:422.12(-1.34)OSC43%(+1%)10月26日の62%から下落中。
◆ヘラクレス指数:566.44(-4.94)10月23日の66%から下落中。
◆ドル・円:90円(5銭円安)OSC51%(-4%)10月23日の63%より円高傾向継続中。更新
◆米ドルLIBOR(3ヶ月もの):0.27406%(前日比-0.00125%)11月6日現在。再度金利下げ始める。
◆米10年債利回り:3.486%(-0.11)-11月9日NY午後3時。
◆日経先物イーブニングセッション:9860円(大証終値比+60円)
◆シカゴ日経先物:9990円(円建て、大証終値比+190円)更新
◆NYダウ:10227ドル(+204ドル)OSC56%(+1%)10月28日の37%から切り返し中。更新

後場は、昼休みにかけて円安傾向だったせいか、少々のギャップアップで始まりましたが、前日高値水準の9860円には届かず、それに痺れを切らした売りが優勢になるとともに、円安から円高へと切り返してしまい、結局わずかなプラスで終了。

TOPIXはマイナスのままです。しかも前日安値も上回れず。これでこのパターンは16日連続です。昨年のリーマンショックの時でもこれほど連続して下げたことはありませんでした。TOPIXのRSIはまだ31%ありますので、これが10月5日の18%程度(その時のOSCは27%)にまで落ちないと反発に転じないのか?

それにしても、この連続の下げは見事。もっとひどい状態はヘラクレスですが、これは新興市場の現在の苦難を表しております。

今度IPOで半導体製造装置のFOIというのが上場されますが、ブックビルディングをみずほインベスターズと三菱UFJでしておりました。放置していても何てこともない値段ですが、みすみす証券会社に貢ぐのも癪ですので、この地合の悪さを見て今日キャンセルしました。かなり吸収金額も大きく強気の値段だったこともあります。

日本マイクロニクスは、前日高値抜けの直前に買い、後場終盤に先物が急落する局面で一旦降りました。まだこの株上値をうかがう体勢にはあります。明日は、もう一段上へといくのではないでしょうか。

久しぶりにノーポジです。

-------10日朝の市場コメント-------

ついにブル・マーケット・ラリーが始まったようです。先日の米国企業の驚異的な生産性向上や、求職活動活発化に伴う失業率の(良い)上昇とテンポラリーワーカーの増加。新規失業保険受給者数の2万人減での景気回復期待といった素地に加えて、バフェットの「米経済の将来にすべてを賭けた勝負」の鉄道会社の260億ドルでの買収と、G20が景気刺激策の継続を確認したことが駄目押しでした。

これで、安心してリスク資産投資に走れるとマーケットは判断。金の1100ドル乗せがその象徴ですが、商品市場へとマネーは続々流入中。千載一遇の低金利の今、株を買うべきだというアナリストがアメリカで急増中。

当然、ドル安は半ば放置されますます進行中。このため、S&P500の海外売上げ上位50社は、この3月9日以来72%も売上げを伸ばしております。この間のドルインデックスの下落率は16%です。

またVIX指数も、10月末のあの驚異的なな上昇分をきれいに取り返し、再度50日移動平均線を下回る水準まで低下しております。先日たったの1日で2割のリターンを得たVIX投資家は、この下落局面でまた2割のゲインを得た勘定になります。何ともまあ激しいアップアンドダウンのことか。このVIXオプションのストラテジストSteve Claussenは、ここ2週間以内に20ポイントにタッチするだろうと述べております。この水準は昨年のリーマンショックの前の水準。

これで、今日も日本市場が停滞するようだと、日本という国が世界から取り残されつつある日の沈む国であるとしか思えませんが、多分ギャップアップして始まり、そこでお終いとなるのかも知れませんね。

最後に景気の良い話を1つ。

今年の冬のゴールドマン・サックスとモルガンスタンレー、それにJPモルガン・チェースの勝ち組3社が支払うボーナスは297億ドル(2兆6700億円)にも達っし過去最高となる見込み。社員1人あたりで25万ドルを超え、アメリカの平均的家計収入の約5倍。

なお、年間ではこの3社は495億ドルの報酬を支払うとのこと。このうち60%が今回のボーナスとなります。

何故、この勝ち組3社が好調なのか?

それは、リーマン破綻がもたらしたことです。単にリーマンの分のビジネスがこの3社に回っているということではなく、破綻する巨大投資銀行があるという事実が、より安全と見なされる銀行への資金の流入を加速させているためですね。

そりゃ、そうです。クライアントから預かったお金を、利息を付けて返済されると信じて投資した、その大前提があのリーマンの破綻で大どんでん返しを食らったのですから。虎の子の貯金通帳の数字は、実はお狐さんが書いた嘘八百の数字であり、突如、現金化は無効と言われたお年寄りの心境と同じか。。。

シティのような未だ信用不安のある銀行より、ゴールドマンなどに流れるのは当然。