昨日、ケース・シラー住宅価格指数の9月度データが発表されました。

8月度に全米20地区のうち、上昇ポイントがたったの2ヶ所に減っておりましたが、9月度は全滅です。つまり全ての地区で前月より下落しております。

モニターしているポイントのロスアンジェルス地区は184.54ポイントで4.64ポイントの下落と拡大傾向にあります。過去2年間の平均下落率は約4ポイントです。

142ポイントという下げ止まり想定ポイントまでは、あと42ポイントあります。ということは、平均4ポイントで下落が続くとすると後10ヶ月程度で下げ止まりということになります。ということは来年の7月がその時期ということになります。

これは8月度データからの下げ止まり予測時期より、下げの加速によりむしろ早まるという皮肉な結果となっています。

値上がりの激しかったロス地区ですら、来年の7月で下げ止まるなら、それ以外の地区はもっと早いはずです。

FRBなどが来年半ばには底打ちするとのメッセージをしきりに流しておりますが、これはこのケース・シラー住宅価格指数の傾向からも十分に裏打ちされております。

株式市場がそれを認識するのは、やはり来年の秋から末ということになりそうですが、その数ヶ月前には、市場は住宅市場の「異変」について察知するはずですね。