テクニカル用語の簡単解説
ついに市場が暴走した10月8日(水)の市場概況です。 赤字部は9日朝更新
・日経先物:OSC26%(-6%)1月22日以来の記録的低さ。奈落へ転落。
・日経平均:OSC25%(-4%)記録にない低さ。奈落へ転落。
・日経平均指数値倍率:109(+10)9月24日の83から上昇中(値段は下降)。
・TOPIX:OSC30%(-4%)10月6日の29%に収斂中。奈落へ転落。
・マザーズ指数:OSC22%(-2%)奈落へ転落。
・ヘラクレス指数:OSC26%(-3%)奈落へ転落。
・国債先物:OSC44%(+4%)1円24銭高。9月30日の28%から切り返し中。
・ドル・円:99.36円(2円12銭の円高)OSC40%(+1%)10月7日の39%から切り返し(円高へ)更新
・日経先物イーブニングセッション:9030円(大証終値比-60円)
・シカゴCME日経先物:9185円(大証終値比+95円)更新
・NYダウ:9258ドル(-189ドル)OSC35%(同値)ここで踏みとどまるか?更新
いやはや、幸か不幸か、歴史的な下げに遭遇しました。しかし、まだ10%程度の下落です。日本はストップ安があるからでしょうが、NYダウの個別銘柄は50%以上も下げます。
NYダウのこのところの下げが、空売り規制にも拘わらず下げていたことは、実需での下げ、つまり投げ売りだったことに、今頃になって感心しております。
空売り規制で、ヘッジファンドは裁定取引が出来ず、手足をもがれたも同然でした。ファンドの手仕舞いもあったのでしょう。この際、売れる物は売れとの動きが株式市場と商品市場を駆けめぐっております。
ゴールドだけは上げております。このゴールドですが、よく新聞などでファイナンシャル・プランナーと称する人が、分散投資の記事の中でお勧めのポートフォリオをシャーシャーと書いておりますが、筆者は、こうした記事に「ゴールド」を含めた記事をほとんど見たことがありません。仮にインフレがかなり進みそうな状況下でも、金だけは書くのを避けているようです。
これは多分、確証はありませんが、「情報規制」の一環ではないかと疑っております。何故なら、金は通貨にとってやっかいな存在なのです。どの国もその国の通貨を国民にトコトン信用させたいのです。それが経済の信用を暗に支えることを為政者はよく知っております。
しかし、自ら招いてしまった通貨危機。誰が見ても、ユダヤ人がナチスから逃れる時にゴールドだけは持ち出したことから分かるように、潜在的に人々の頭の隅にあった、まさかの時のゴールドのイメージが急遽吹き返したという訳ですね。
ゴールドはしかし、通貨のように未曾有なまでに刷ることができません。有史以来50メートルプール3倍分しかありません。金額にすると約500兆円です。年産量もたったの2500トンです。キロ300万円ですから7.5兆円程度です。
とても、世界の過剰なマネーを吸収できる量ではありません。従って、乱高下を繰り返しております。今から、ゴールドの先物などはリスクが高すぎます。決して手を出してはなりません。
-------9日の朝のコメント-------
NYダウは協調利下げ後は9628ドルまで200ドル弱戻すも、最後の30分でほぼ200ドル値を崩してのマイナス終了でした。
為替のドル・円は99円台をキープしておりますが、ユーロ・ドルは7日からジリジリと戻しております。協調利下げをした訳ですから、金利差によるユーロの上昇ではありません。まあ、オーバーシュートした分の調整かと。
全く市場には注目されておりませんが、8月のアメリカの中古住宅の販売件数が、市場予想の-0.1%を大幅に上回り7.4%にもなっていることです。これは競売物件が売れたのかも知れません。
原油はバレル87.3ドルにまで落ちました。70ドル程度までなら、ベネズエラやイランは別にして、これまでにたんまり儲けた産油国は余裕だそうです。限界は50ドル。
世界が金融恐慌では、いくら産油国でも困るのでしょうが、この原油、このまま下落すると考えると大間違いだと思っております。
一斉利下げで流動性供給はなされたものの、この市場に大量に供給された資金の吸収もも限界があります。現にFRBは吸収オペ用のTビルと呼ばれる財務省短期証券が枯渇。止む得ず財務省に発行を依頼しております。そして、10月9日からはこの打開策として準備預金に対する金利を付与することにしております。これでFF金利はいくら資金供給しても下落はしなくなり、誘導目標通りに管理できるためです。
要するに金利を下げればそれだけ余剰マネーが市中に出回る訳で、この過剰な流動性が過去の不動産バブルを起こした元凶です。そのバブル崩壊も、実は、日銀が量的緩和政策を停止し、現在の0.5%の政策金利に0.25%から上げたことにより、信用収縮の動きが始まりました。これでレバレッジを効かせていたファンドは最初の打撃を受けました。
今の金融恐慌は、不動産に代わる過剰流動性を引き受けるものがなくなったために引き起こされたものです。もし、原油や穀物が実体経済に影響を与えないで高騰できるなら、不動産に代わって資金を受け止めていた筈です。
今でも、新たな引き受け手はありませんが、唯一、地球温暖化との関連で原油の価格だけが経済の許容量ギリギリまで高騰できる条件が整っております。100ドルから120ドル近辺なら時間さえ与えれば世界は対応が出来るはずです。
原油価格の揺り戻しは、ドルが100円を割り込んだ今の時点から、90円台、そして80円台へとドル価値が減価するに従い、ジリジリと戻していくものと思っております。
ついに市場が暴走した10月8日(水)の市場概況です。 赤字部は9日朝更新
・日経先物:OSC26%(-6%)1月22日以来の記録的低さ。奈落へ転落。
・日経平均:OSC25%(-4%)記録にない低さ。奈落へ転落。
・日経平均指数値倍率:109(+10)9月24日の83から上昇中(値段は下降)。
・TOPIX:OSC30%(-4%)10月6日の29%に収斂中。奈落へ転落。
・マザーズ指数:OSC22%(-2%)奈落へ転落。
・ヘラクレス指数:OSC26%(-3%)奈落へ転落。
・国債先物:OSC44%(+4%)1円24銭高。9月30日の28%から切り返し中。
・ドル・円:99.36円(2円12銭の円高)OSC40%(+1%)10月7日の39%から切り返し(円高へ)更新
・日経先物イーブニングセッション:9030円(大証終値比-60円)
・シカゴCME日経先物:9185円(大証終値比+95円)更新
・NYダウ:9258ドル(-189ドル)OSC35%(同値)ここで踏みとどまるか?更新
いやはや、幸か不幸か、歴史的な下げに遭遇しました。しかし、まだ10%程度の下落です。日本はストップ安があるからでしょうが、NYダウの個別銘柄は50%以上も下げます。
NYダウのこのところの下げが、空売り規制にも拘わらず下げていたことは、実需での下げ、つまり投げ売りだったことに、今頃になって感心しております。
空売り規制で、ヘッジファンドは裁定取引が出来ず、手足をもがれたも同然でした。ファンドの手仕舞いもあったのでしょう。この際、売れる物は売れとの動きが株式市場と商品市場を駆けめぐっております。
ゴールドだけは上げております。このゴールドですが、よく新聞などでファイナンシャル・プランナーと称する人が、分散投資の記事の中でお勧めのポートフォリオをシャーシャーと書いておりますが、筆者は、こうした記事に「ゴールド」を含めた記事をほとんど見たことがありません。仮にインフレがかなり進みそうな状況下でも、金だけは書くのを避けているようです。
これは多分、確証はありませんが、「情報規制」の一環ではないかと疑っております。何故なら、金は通貨にとってやっかいな存在なのです。どの国もその国の通貨を国民にトコトン信用させたいのです。それが経済の信用を暗に支えることを為政者はよく知っております。
しかし、自ら招いてしまった通貨危機。誰が見ても、ユダヤ人がナチスから逃れる時にゴールドだけは持ち出したことから分かるように、潜在的に人々の頭の隅にあった、まさかの時のゴールドのイメージが急遽吹き返したという訳ですね。
ゴールドはしかし、通貨のように未曾有なまでに刷ることができません。有史以来50メートルプール3倍分しかありません。金額にすると約500兆円です。年産量もたったの2500トンです。キロ300万円ですから7.5兆円程度です。
とても、世界の過剰なマネーを吸収できる量ではありません。従って、乱高下を繰り返しております。今から、ゴールドの先物などはリスクが高すぎます。決して手を出してはなりません。
-------9日の朝のコメント-------
NYダウは協調利下げ後は9628ドルまで200ドル弱戻すも、最後の30分でほぼ200ドル値を崩してのマイナス終了でした。
為替のドル・円は99円台をキープしておりますが、ユーロ・ドルは7日からジリジリと戻しております。協調利下げをした訳ですから、金利差によるユーロの上昇ではありません。まあ、オーバーシュートした分の調整かと。
全く市場には注目されておりませんが、8月のアメリカの中古住宅の販売件数が、市場予想の-0.1%を大幅に上回り7.4%にもなっていることです。これは競売物件が売れたのかも知れません。
原油はバレル87.3ドルにまで落ちました。70ドル程度までなら、ベネズエラやイランは別にして、これまでにたんまり儲けた産油国は余裕だそうです。限界は50ドル。
世界が金融恐慌では、いくら産油国でも困るのでしょうが、この原油、このまま下落すると考えると大間違いだと思っております。
一斉利下げで流動性供給はなされたものの、この市場に大量に供給された資金の吸収もも限界があります。現にFRBは吸収オペ用のTビルと呼ばれる財務省短期証券が枯渇。止む得ず財務省に発行を依頼しております。そして、10月9日からはこの打開策として準備預金に対する金利を付与することにしております。これでFF金利はいくら資金供給しても下落はしなくなり、誘導目標通りに管理できるためです。
要するに金利を下げればそれだけ余剰マネーが市中に出回る訳で、この過剰な流動性が過去の不動産バブルを起こした元凶です。そのバブル崩壊も、実は、日銀が量的緩和政策を停止し、現在の0.5%の政策金利に0.25%から上げたことにより、信用収縮の動きが始まりました。これでレバレッジを効かせていたファンドは最初の打撃を受けました。
今の金融恐慌は、不動産に代わる過剰流動性を引き受けるものがなくなったために引き起こされたものです。もし、原油や穀物が実体経済に影響を与えないで高騰できるなら、不動産に代わって資金を受け止めていた筈です。
今でも、新たな引き受け手はありませんが、唯一、地球温暖化との関連で原油の価格だけが経済の許容量ギリギリまで高騰できる条件が整っております。100ドルから120ドル近辺なら時間さえ与えれば世界は対応が出来るはずです。
原油価格の揺り戻しは、ドルが100円を割り込んだ今の時点から、90円台、そして80円台へとドル価値が減価するに従い、ジリジリと戻していくものと思っております。