テクニカル用語の簡単解説

9月30日(火)の市場概況です。 赤字部は1日朝の更新

・日経先物:OSC49%(-3%)9月25日の53%から下落中。
・日経平均:OSC46%(-6%)9月26日の56%から下落中。
・日経平均指数値倍率:89(+4)9月22日の83から値段上昇中(値段は下降)。
・TOPIX:OSC50%(-4%)9月26日の56%から下落中。
・マザーズ指数:OSC36%(-3%)9月16日の62%から下落中。
・ヘラクレス指数:OSC37%(-4%)底抜け、安値更新。
・国債先物:OSC28%(-3%)55銭高。9月16日の22%に収斂中。
・ドル・円:106.15円(1円92銭円安)OSC46%(+3%)29日の46%から切り返し中。更新
・日経先物イーブニングセッション:11470円(大証終値比+150円)
・シカゴCME日経先物:11655円(大証終値比+335円)更新
・NYダウ:10851ドル(+485ドル)OSC43%(+4%)9月29日の39%から切り返し中。更新

激動の1日が過ぎましたが、東証1部銘柄でプラス終了は265銘柄(約15%)、東証2部銘柄で52銘柄(約11%)、そしてマザーズ銘柄は37銘柄(約19%)となっており、全面安症状は呈しておりませんでした。

これは外国からみた場合に、消去法的に日本株の魅力が増しているのが背景にあるのではと思います。

何よりも金融システムが世界で最もしっかりしております。それに金融のような「虚業」ではなく、物作りの「実業」で名だたる企業群を抱えております。

これから期待される環境技術は世界一。エレクトロニクスやゲームの世界では、まだまだリーダー格。政治はもっとも遅れておりますが、暴動が起きる訳ではなし、それなりに清潔で住みやすい国といった、プラス面をまともに見れば、外国勢の日本株に対するスタンスは、今の中立から、そのうちポジティブに変化するのではないでしょうか。

とは言え、今の世界の金融情勢の影響を日本株も受けるのは必至。今回の1件は、解散祭りに興じていたところに、大型ダンプカーに当て逃げされたようなものです。御輿はかなり傷んでしまったばかりか、相手のダンプの車軸が狂って、学者肌のバーナンキ運転手がエンジンを吹かせども吹かせども、そのダンプは一向にまっすぐに進みません。制御不能の様子です。

それを見守る数百台もの大型ダンプのオーナーである、GSとかいうバクチ場で巨万の富を築いたお金持ちのポールソン組長もお手上げの状態。引退間近のいつもカウボーイハットを被っている気分のブッシュ親分は、しきりに何やら祭りの観衆に向かって演説をぶっておりますが、もはや誰も聞いておりません。

そのうち、暴走ダンプが燃料切れになるのを待つのか、それともこの際、世界からレスキュー隊をかき集めるのが良いのか思案中のようですが、とにかく今の現状は、お祭り騒ぎが一転悲劇を呼んで、お祭り広場は滅茶苦茶な状態です。

さて、この事態を打開する救世主は現れるのか?もう、バフェットなるお金儲けの天才は一足先に出陣しました。残るはビル・ゲイツとかいう、バフェットに比べれば未熟さの残る「若僧」しかいないようですが、彼はもっぱら慈善事業にしか興味がない様子。それに、もうお金儲けには飽きたとのこと。

強烈なタイフーンが、ここオセアニアに向かっているとの予報がありますが、それに負けない「サブプライム禍」なる世界の不幸な出来事も、いよいよクライマックスに向けて、これまで我が世の春の贅沢三昧の饗宴を繰り広げてきた連中を暴風雨に巻き込むべく、事態はますます風雲急を告げております。

-------1日朝のコメント-------

NYダウは大幅反発。例の法案の早期成立期待が再浮上が後押ししたというもの。それから、これまた変な話ですが、時価会計の一時停止条項について、流動性が極端に低下した証券の時価評価基準が緩められる可能性があるとして、その場合、これまでの基準で時価評価してきた金融機関が「評価益」を形上する可能性があるとのことで、これも株高を演出しております。

メタボ患者が、朝はパン一切れに抑えるように医師から厳しく指導されていたところ、いつまでも体重が落ちない(危険水域から脱することができない)ので、これからは朝のパンは2枚にしてもっと体力を付けて下さい。差の1枚分は体重減としてカウントOKです。と言われたようなものです。これはまさに狂気の逆行指導というものです。金融機関の体力強化に逆行するまさに麻薬のようなもの。

原油は100ドルを回復。経済が立ち直ると原油需要も戻すという、日替わりの勝手な理屈です。金は反落。宝飾品需要しかない金は景気には関係なし。通貨が信用できない時だけお呼びがかかります。

まあ、今日のダウの反発はいわば売られすぎの逆流に過ぎません。ベルギーの金融大手のデクシアの救済劇の方に今日のところは注目が集まったようです。従ってユーロ・ドルが大幅下落です。

なお、9月のシカゴ購買部協会の景気指数や、消費者信頼感指数はいずれも市場予想を上回る良い数字だったようです。あの恐慌騒ぎでチョイと変ですね。