6月17日(火)の市場概況です。赤字部は6月18日朝更新

【前場終了段階】

・先物:OSC54%(同値)+70円
・日経平均:OSC53%(+1%)+18円
・TOPIX:OSC53%(+6%)+6.54ポイント
・マザーズ指数:OSC42%(+7%)+11.73ポイント
・ヘラクレス指数:OSC50%(+7%)+12.78ポイント
・国債先物:OSC38%(+2%)42銭高。

【後場終了段階&海外市場】

・先物:OSC54%(同値)+50円(前場比-20円)
・日経平均:OSC53%(+1%)-6円(前場比-24円)
・TOPIX:OSC50%(+3%)+0.29ポイント(前場比-6.25ポイント)
・マザーズ指数:OSC44%(+9%)+15.13ポイント(前場比+3.4ポイント)
・ヘラクレス指数:OSC52%(+9%)+172.34ポイント(前場比+4.56ポイント)
・国債先物:OSC40%(+4%)67銭高。(前場比25銭高)
・日経先物イーブニングセッション:14480円(大証終値比+90円)
・シカゴCME日経先物:14425円(大証終値比+35円)更新
・NYダウ:12160ドル(109ドル安)OSC40%(+2%)6月11日の37%から立ち上がり途上。更新
・ドル円:107.93円(27銭の円高)OSC68%(+5%)4月18日の67%の年初来の高値水準を抜く。更新

ご覧のように、後場は主力市場の後退、新興市場の上昇、債券市場の上昇(金利は低下)といった状況です。

主力市場が下がったとは言っても、OSCはきちんと伸ばしており、底抜け状態ではありません。その分、切り返しが顕著だった新興市場や小型株へと資金のシフトが起こったようです。債券市場は何とか切りかえしの軌道に乗せた感がありますが、大きな傾向としてのインフレ懸念そのものが後退するような事態ではなく、ここは売り方の買い戻しによる上昇かと思われます。

持ち越しは、引けにかけて、なかなか下方へと押されなかった1518三井松島を359円で拾い、新興市場ではテクニカルにはダイバージェンスをまだ6K分ほど持っている、3625テックファームを215Kで拾いました。216K越えなら明日跳ねるかと思います。

-------6月18日朝のコメント-------

アメリカの住宅着工件数やら鉱工業生産の指標が弱く、NYダウは100ドル強調整。景気が弱いということは、利上げ観測の後退につながるため、債券は利回りが低下。原油は続落するも134ドルで高止まり中。22日のサウジでの会議まではこのような傾向か。

ドル円はOSCを昨年12月26日の76%という値を別にすれば、ほぼ高値圏に到達。この後一旦高値(円安)を付けてからは、円高に転じるものと思います。

今日の東京市場は、ダウが下げて為替も若干円高に転じておりますので、シカゴCMEが+35円で返ってきているとは言え、前日終了前後、あるいは少しマイナスから始まるものと思われます。