金曜日にお知らせしたように、「明日の注目銘柄」に代わって、「明日のモニタリング銘柄」と銘打っての新機軸で、このブログを書くこととしました。その初日の先週金曜日の後場は予想外の爆上げでした。大統領声明まで出してのサブプライムローンの借り手救済策を打ち出したようですが、8月24日のブログに書いたように、平均借入額2400万円の人が年4-5%の金利でローンを借りていた訳ですが、これでも約100~120万円程度の利払いです。平均年収500万円の中からですから最初からギリギリでした。
放置しておくと3年目から10%~15%に上昇する金利を、政府保証で従来通り?に据え置くとすれば、これはプライムローンの借り手と同じ条件になります。(むしろサブプライムローンの当初の2年は、固定金利のプライムローンより安い分だけ得します。多分、いきなり10%から15%へと上がって破産しないための、中間的な金利への借り換えの保証だと思われます。あるいは、金利負担のシーリング施策)しかし、本来リスクが高い借り手には高い金利を適用するのは経済原則から言って当然のことです。
問題は、返済能力もないのに住宅が値上がりし続けることを前提に貸し込んでいった、住宅会社とその背後の銀行に問題があるのは歴然としておりますが、彼らを安易に救済するとモラル・ハザードになるため、末端の住宅購入者の救済策を打ち出したのでしょうが、これなら、リスクの高い人々に世界にも稀な高金利で貸し付けていた日本の消費者金融会社の方が、まだ筋が通っております。つまり、今回の処置は経済原則だけでなく、ごく常識的に考えて筋が通らないと思うのです。このような施策を前段に持ってこなければならないほど、やはり、相当に資金の出し手(ヘッジファンド、投資銀行、その他機関投資家)への影響度が大きいと思われます。
今回の処置は、緊急を要する「信用収縮」に対しては直接の効力はありません。延滞率の当面の緩和に貢献するだけです。ここからは市況テクニカル分析に入ります。
【市況テクニカル分析】
こうしたことを受けてか、NYダウは引けにかけて高値から70ドル程度下げて終わっております。これをOSCで見てみると前日比-1%の54%です。しかも売買指数も前日の62%から161%まで跳ね上がっております。このパターン(OSCを下げて売買指数を上げて終わること)は8月に入ってから初めての出来事です。7月以降のデータを急ぎチェックしてみたところ全て下げております。本来の理屈から言って下がるのが道理です。(7月以前のデータでは相場が高値安定期であったこともあり、例外がいくつか見受けられます。好ニュースに予想外に反応したということでしょう。)ちなみに日経平均は同じ7月以降でこのパターンに嵌ったケースでの例外は2回ありますが、これは8月20日のように、前夜にNYダウが大幅な反発を示したことに影響されてのものです。主体性のない市場と言えます。
対する日経平均は、OSCを+6%の57%まで伸ばして、何と7月6日以来の高さです。これは誰の目にも反発のし過ぎでしょう。シカゴCME先物は大証比-15円で返ってきております。しかも、ドル・円の為替の終値は前日比17銭のマイナスですが、こちらのOSCは60%から54%までの急落です。(円高方向)
こうしたことを総合的に考えれば、明日の寄り付きこそ小高く始まるかも知れませんが、その後は利確の嵐が吹き荒れる恐れも十分にありそうです。(マイナス始まりも銘柄によってはあるかも知れません。)もちろん、金曜日に上げすぎた範囲での調整でしょうが、いずれにしても寄り付きの高値からはダウントレンドと予想しております。
【モニタリング銘柄】(OSC等が最低値レベルまで落ち込んでいる銘柄を中心に)
1.6158和井田製作所
OSC25%、RSI17%はこの株としては最低値レベル。安値引けしておりますが、ここから下げたら下げただけ買い時。来期業績予想は四季報通り。真面目株がバクチ方式のMMなので不人気なのか。地合は無関係で動く希有な株でもあります。
2.6486イーグル工業
原発用メカニカルシールの国内6割のシェアを持つ原発銘柄の一角でもあります。7月末に1Q決算を発表してから冴えませんが、通期予想は四季報通り。自動車用中心のシールですので、全般に輸出関連銘柄としての押し目を喰らっているのでしょう。OSC41%は、実はこの株としては6月13日以来です。30%台というのは記録を取りだしてからはありません。明日は1290円が固いのかどうかに注意しながら、RSIを今は40%ですが20%台に落とした時が拾い頃かと思います。
3.6143ソディック
この株OSCが30%台へ突入してからの切り返しでは戻しております。現在39%(前日比+4%)です。RSIの落ち方がまだ中途半端ですので、750円前後が固いのかどうかを見極めながらのエントリーですが、810円前後までの上昇が当面の壁かも知れません。
4.4281D.A.コンソーシアム
どうも人気が出ません。OSC(34%)、RSI(19%)ともに最低値レベル。OSCは5月17日の33%以来の低さです。翌日は高く始まり微増で終了し、更にその翌日から本格反転しました。そうした動きをここ2-3日するかも知れません。
【明日のツボ入り銘柄】
1.9433KDDI 売り
900K越えから最大916Kまで届けばそこが天井か。OSCの70%は去年の9月に記録を取りだして以来初。RSIだけを見ると8月27日の79%に対してまだ68%ですが、指数値を見ても既に7月10日レベルまで上げております。もちろん、NTTもそのあたりの値段まで戻しておりますので、通信銘柄がこれまで悪すぎたということでしょうか。そのNTTはまだOSC面では上げ余地がありますが、逆にRSIは今年2月13日以来の高さで十分に高値圏です。これも売り候補の一角。
2.7751キヤノン 売り
これも去年12月18日以来のOSCの高さです。自社株買いを発表して戻しておりますが、届いても6900円あたりで打ち止めしそこから反落かと。
3.6368オルガノ 売り
8月7日に1Q決算での受注高が16.3%減を受けて、2445円から1615円までの調整を挟んでの切り返しで2265円まで持ってきましたが、その1Q決算前の水準にほぼ到達。そこからは2400円から2500円までの上昇があり得ますが、既にOSCも+5%の63%に達しており、3100円の高値を付けた時の勢いがあれば別ですが、RSIの64%から見ても2400円到達でピークアウトの公算が大と見ます。一目均衡の雲の下限もちょうど2400円です。これもセオリー通りかと。
4.5010日本精蝋 逆張り買い
8月20日の中間決算は予想通りの好決算だったものの、今期については四季報通りで伸び悩みが危惧されての売りが435円あたりを底にして下げ止まった感があります。明日、再度437円の安値を試しに行くなら、そこで拾っておく手。出来高が少なくこのまま沈むこともありますのでそこは注意。
【前日のモニタリング銘柄】
1.2142ユー・エス・ジェイ
73Kが突破出来ればその上76Kあたりまで戻すかも知れません。
2.2413ソネット・エムスリー
OSCを51%まで上げてしまいました。330K越えが壁か。
3.6492岡野バルブ
チョイと戻し過ぎか。原発祭りがない限り旨味薄れる。
4.6217津田駒
510円越えが容易であれば思わぬ上げも。しかし、出来高が100万株に満たないようだと、このあたりで腰砕けも。OSCは既に51%に達しております。
5.6315TOWA
トリッキーな動きをする株ですね。出来高が回復に向かえば、965円あたりから2-3日で1000円到達も。
6.6908イリソ電子工業
次の目標は3000円奪還ですが、その上は地合次第。
7.8924リサ・パートナーズ
さすがに213Kの安値からは切り返しました。230K奪還がやすやすとなされるかどうか。しかしダヴィンチ・アドバイザーズも悪いですね。
8.6136オー・エス・ジー
やっとOSCを大きく伸ばしました。+8%の46%で、8月9日のOSCを抜きました。116円も上げた日です。出来高が100万株を超えれば思わぬ上昇もあるかも知れません。引き続きマーク。
以上です。週末ですので長くコメントし過ぎましたが、この調子だと平日は時間が足らないようです。もっと結論だけ手短にかくように(努力)します。自分の備忘録としても少々くどい。。。月曜日はNYは休場。
放置しておくと3年目から10%~15%に上昇する金利を、政府保証で従来通り?に据え置くとすれば、これはプライムローンの借り手と同じ条件になります。(むしろサブプライムローンの当初の2年は、固定金利のプライムローンより安い分だけ得します。多分、いきなり10%から15%へと上がって破産しないための、中間的な金利への借り換えの保証だと思われます。あるいは、金利負担のシーリング施策)しかし、本来リスクが高い借り手には高い金利を適用するのは経済原則から言って当然のことです。
問題は、返済能力もないのに住宅が値上がりし続けることを前提に貸し込んでいった、住宅会社とその背後の銀行に問題があるのは歴然としておりますが、彼らを安易に救済するとモラル・ハザードになるため、末端の住宅購入者の救済策を打ち出したのでしょうが、これなら、リスクの高い人々に世界にも稀な高金利で貸し付けていた日本の消費者金融会社の方が、まだ筋が通っております。つまり、今回の処置は経済原則だけでなく、ごく常識的に考えて筋が通らないと思うのです。このような施策を前段に持ってこなければならないほど、やはり、相当に資金の出し手(ヘッジファンド、投資銀行、その他機関投資家)への影響度が大きいと思われます。
今回の処置は、緊急を要する「信用収縮」に対しては直接の効力はありません。延滞率の当面の緩和に貢献するだけです。ここからは市況テクニカル分析に入ります。
【市況テクニカル分析】
こうしたことを受けてか、NYダウは引けにかけて高値から70ドル程度下げて終わっております。これをOSCで見てみると前日比-1%の54%です。しかも売買指数も前日の62%から161%まで跳ね上がっております。このパターン(OSCを下げて売買指数を上げて終わること)は8月に入ってから初めての出来事です。7月以降のデータを急ぎチェックしてみたところ全て下げております。本来の理屈から言って下がるのが道理です。(7月以前のデータでは相場が高値安定期であったこともあり、例外がいくつか見受けられます。好ニュースに予想外に反応したということでしょう。)ちなみに日経平均は同じ7月以降でこのパターンに嵌ったケースでの例外は2回ありますが、これは8月20日のように、前夜にNYダウが大幅な反発を示したことに影響されてのものです。主体性のない市場と言えます。
対する日経平均は、OSCを+6%の57%まで伸ばして、何と7月6日以来の高さです。これは誰の目にも反発のし過ぎでしょう。シカゴCME先物は大証比-15円で返ってきております。しかも、ドル・円の為替の終値は前日比17銭のマイナスですが、こちらのOSCは60%から54%までの急落です。(円高方向)
こうしたことを総合的に考えれば、明日の寄り付きこそ小高く始まるかも知れませんが、その後は利確の嵐が吹き荒れる恐れも十分にありそうです。(マイナス始まりも銘柄によってはあるかも知れません。)もちろん、金曜日に上げすぎた範囲での調整でしょうが、いずれにしても寄り付きの高値からはダウントレンドと予想しております。
【モニタリング銘柄】(OSC等が最低値レベルまで落ち込んでいる銘柄を中心に)
1.6158和井田製作所
OSC25%、RSI17%はこの株としては最低値レベル。安値引けしておりますが、ここから下げたら下げただけ買い時。来期業績予想は四季報通り。真面目株がバクチ方式のMMなので不人気なのか。地合は無関係で動く希有な株でもあります。
2.6486イーグル工業
原発用メカニカルシールの国内6割のシェアを持つ原発銘柄の一角でもあります。7月末に1Q決算を発表してから冴えませんが、通期予想は四季報通り。自動車用中心のシールですので、全般に輸出関連銘柄としての押し目を喰らっているのでしょう。OSC41%は、実はこの株としては6月13日以来です。30%台というのは記録を取りだしてからはありません。明日は1290円が固いのかどうかに注意しながら、RSIを今は40%ですが20%台に落とした時が拾い頃かと思います。
3.6143ソディック
この株OSCが30%台へ突入してからの切り返しでは戻しております。現在39%(前日比+4%)です。RSIの落ち方がまだ中途半端ですので、750円前後が固いのかどうかを見極めながらのエントリーですが、810円前後までの上昇が当面の壁かも知れません。
4.4281D.A.コンソーシアム
どうも人気が出ません。OSC(34%)、RSI(19%)ともに最低値レベル。OSCは5月17日の33%以来の低さです。翌日は高く始まり微増で終了し、更にその翌日から本格反転しました。そうした動きをここ2-3日するかも知れません。
【明日のツボ入り銘柄】
1.9433KDDI 売り
900K越えから最大916Kまで届けばそこが天井か。OSCの70%は去年の9月に記録を取りだして以来初。RSIだけを見ると8月27日の79%に対してまだ68%ですが、指数値を見ても既に7月10日レベルまで上げております。もちろん、NTTもそのあたりの値段まで戻しておりますので、通信銘柄がこれまで悪すぎたということでしょうか。そのNTTはまだOSC面では上げ余地がありますが、逆にRSIは今年2月13日以来の高さで十分に高値圏です。これも売り候補の一角。
2.7751キヤノン 売り
これも去年12月18日以来のOSCの高さです。自社株買いを発表して戻しておりますが、届いても6900円あたりで打ち止めしそこから反落かと。
3.6368オルガノ 売り
8月7日に1Q決算での受注高が16.3%減を受けて、2445円から1615円までの調整を挟んでの切り返しで2265円まで持ってきましたが、その1Q決算前の水準にほぼ到達。そこからは2400円から2500円までの上昇があり得ますが、既にOSCも+5%の63%に達しており、3100円の高値を付けた時の勢いがあれば別ですが、RSIの64%から見ても2400円到達でピークアウトの公算が大と見ます。一目均衡の雲の下限もちょうど2400円です。これもセオリー通りかと。
4.5010日本精蝋 逆張り買い
8月20日の中間決算は予想通りの好決算だったものの、今期については四季報通りで伸び悩みが危惧されての売りが435円あたりを底にして下げ止まった感があります。明日、再度437円の安値を試しに行くなら、そこで拾っておく手。出来高が少なくこのまま沈むこともありますのでそこは注意。
【前日のモニタリング銘柄】
1.2142ユー・エス・ジェイ
73Kが突破出来ればその上76Kあたりまで戻すかも知れません。
2.2413ソネット・エムスリー
OSCを51%まで上げてしまいました。330K越えが壁か。
3.6492岡野バルブ
チョイと戻し過ぎか。原発祭りがない限り旨味薄れる。
4.6217津田駒
510円越えが容易であれば思わぬ上げも。しかし、出来高が100万株に満たないようだと、このあたりで腰砕けも。OSCは既に51%に達しております。
5.6315TOWA
トリッキーな動きをする株ですね。出来高が回復に向かえば、965円あたりから2-3日で1000円到達も。
6.6908イリソ電子工業
次の目標は3000円奪還ですが、その上は地合次第。
7.8924リサ・パートナーズ
さすがに213Kの安値からは切り返しました。230K奪還がやすやすとなされるかどうか。しかしダヴィンチ・アドバイザーズも悪いですね。
8.6136オー・エス・ジー
やっとOSCを大きく伸ばしました。+8%の46%で、8月9日のOSCを抜きました。116円も上げた日です。出来高が100万株を超えれば思わぬ上昇もあるかも知れません。引き続きマーク。
以上です。週末ですので長くコメントし過ぎましたが、この調子だと平日は時間が足らないようです。もっと結論だけ手短にかくように(努力)します。自分の備忘録としても少々くどい。。。月曜日はNYは休場。