唯一の持ち越しの9113乾汽船で、新しい見方でリアルタイムスプレッドシートでの値動きの検証をしましたが、今日の前場に1631円の安値まで押された時でも、切り返しのエネルギーが充満しつつあることが確認でき、買い増しの準備をしたほどでした。

これまでなら、買値を下回って更に落ちていく過程で、あえなく損切り撤退していたと思います。それが反対の心理状態になるということが、こうしたテクニカル売買の強みでもあります。

但し、今日の寄り前のよい雰囲気から、結果的にはマイナス圏までこの株が下落してしまったように、様々なファクターが値動きに絡みますので、単一のテクニカル指標でのみ、売買に執着することは危険です。リアルタイムに把握する指標と、この株のここのところの値動きの軌跡を4本足できちんと把握しておき、明らかにあるラインを下回った場合は撤退するということをあらかじめ決めておくことは重要ですね。

今までは、その撤退レンジが狭すぎました。もっとその株のその日の状態をリアルタイムに把握することで、今回のように安値での損切り撤退、その後の上昇での後悔、といったことが避けられることが検証できたことは収穫です。

後は、もっとすばやく売買を交錯させることによって、こうした賃貸銘柄は往復で利鞘が稼げる筈です。

さて、ここのところ筆者は、はっきりとした地合好転がない限り、新興市場銘柄は手がけないこととしております。その間でも1部市場の好業績銘柄、例えば、4043トクヤマ、4997日本農薬、6929日本セラミック、そして7735大日本スクリーンなどで、十分にデイトレの面白さが堪能出来そうです。

確かに、一旦動意付いてからの値動きの軽さは新興市場銘柄の良さですが、それが、一部のトレーダーや弱小投資顧問会社の意向で、トリックを様々に効かせての汚いトレードには嫌気がさしております。そうしたトリックに嵌ってしまった時の後味の悪さがある限り、この市場の明日はないでしょう。

喩えは悪いですが、人気(ひとけ)のない賭場場に入った時のようです。よほど腕前に自信がないと、鴨を待っている怖いお兄さんの餌食と化すだけです。

さて、後場も買い時が来ている銘柄があればそれを狙って明日に期待しようと思います。

日経平均は、予想通りに反発しOSCは+1の58%に上昇。まだ過熱感はありませんが、このところ相場そのものが大きく燃え上がる状態ではありません。ここのところは、あまり持ち越しは考えなくても十分ではないでしょうか。明日の朝の市況を睨みながら、落ちてきたところを拾って、高めで売るという技が出来てくれば、何も無理して持ち越すこともないと思います。