さすがに上値が重く息切れ状態です。何よりも、新興市場は特に出来高が激減しております。個別銘柄をざっと見ての感想でしたが、市場の出来高サマリーを改めてウェブで見ると、やはりかなりの減りようです。つまり、ここからはあまり買いたくない、しかし売るのももったいない、といった心理状態の綱引きと言えます。

それでも今日の注目銘柄の一角、7003三井造船はあくまでも元気です。安値当てはドンぴしゃだったのですが、場が始まったばかりで全体の動きを見ておりましたので、この大型株がまさかロケット発射されるとは思いもしませんでした。昨日は行きつ戻りつで、実に悠長な値動きでした。9時10分から11分にかけての10万株を越える売買が相場の方向性を決めたようですが、機関投資家がシステムで売買させているとしか思えません。

まあ、あえて収穫といえば、OSCの急落からの押し目買いの有効性が再確認されたということでしょうか。何の慰めにもなりませんが。

今日の前場のような相場展開では、こうした銘柄に集中でもしていない限り、途中からの値動きがバッタリと止んで、ジリジリと押されるような場の雰囲気では、皆さん、梅雨入りして間もないというのに、早くも、湿気の多い高温に晒されて熱中症にでも罹ったがごとく、何か手を打とうにもその力が涌いてこないのではないかと思います。筆者がまさにそうです。

途中までプラスだったヘラクレス指数もマイ転しておりますが、OSCについて言えば、28日間のデータを参照しておりますので、5月8日から21日にかけて、10日連続で新興市場が下げて、マザーズ指数が史上最低の796ポイントを付けた、その真ん中あたりの5月11日の「下げ指数」が効いているせいか、いずれもコンバージェンスしております。つまり、サイクル的には、ここから押されれば押されるほど、戻り圧力が高まっているのが、今の状態かと思います。このままOSC値を上げながら指数値のマイナスを連チャンで付け出すと、これは上げの空回り現象ということになります。無駄なエネルギーを使いながら実態は消耗していくという、世の中にも良くある現象ですね。今の社会保険庁がまさにそうでしょう。

そうです。この際、思い切って誰も買うのを止めて、売りに任せてはいかがでしょう。そうすると、あっという間の調整完了です。期待するのは、マザーズ指数で100ポイントくらいの急激な下げですね。皆さんがこの暑さに参って、どこかで惰眠をむさぼっている昼下がりの時間帯が良いかと。ちょうど、べた凪のような状態にふさわしい、午後の2時から2時半頃が最適です。この時間帯に一斉に買いを控えることができれば、惰眠から醒めた方々は、あまりの世の中の急変ぶりに驚いて、引けにかけて怒濤の売りを行うかも知れません。それに慌てて食いつくことは一切しないで、事態の流れに黙って身を任せるというのが最善の策です。

いやはや、この時ならぬオセアニアの暑さで、筆者の頭の中まで少々狂いだしたようです。