ついにあの6726OHTが寄りついたようです。約5分の1の株価に真っ逆さま。落ちる直前に買った、特に個人の方のお気持ちは何とも言いようがありません。よく言われるように株式市場は地雷原があちらこちらに埋め込まれております。筆者もたまに踏むことはありますが、それによって段々と「これはチョイとおかしいのでは?」、といった嗅覚が少しずつ育まれてくるものです。それも実際に踏んでみないと、いくら株式の本を読んだりセミナーに出たところで役に立ちません。

とりあえずは、赤字になった企業や不祥事の噂が立つ株には、一部市場でもどこでも手を染めないようにすることですね。以前にオメガプロジェクトというチョイと気を惹く名前の株に手を出したことがありました。しかし、この会社、よく覚えていないのですが、禄に調査も評価もしないであるいわくつきの版権にお金を出しておりました。その裏情報に接しただけで、この会社はやばいと思って即座に監視銘柄から外しました。去年の4月の話です。そうした嗅覚は、実際にその株を買ってから、それに関連した情報に関心を持たない限り体得出来ません。

さて、今日の相場は昨日後場の引けにかけての悪い雰囲気がそのまま出ました。寄り付きこそまだ元気一杯の株も見受けられましたが、概ね先物の下落に合わせて本格的に下げております。

皆さんまだ新興市場に対しては、猜疑心を抱いております。それほど長く株主に対しての不貞行為を働いていた訳であり、チョイと真面目に働こうと宣言したとしても、一朝一夕には世間の評価が変わる訳はありません。

マザーズ指数もヘラクレス指数も前日の安値を割り込みました。しかし、OSCではヘラクレス指数が前日同値。マザーズ指数も-2%の45%の下落に留まっており、この一時的な揺り戻しに対しては、日経さえプラ転すれば攻勢をかけようとしている方々が控えていることが窺えます。

前場の引け際にかけての動きがまさにそのようでした。今年の新興市場は25日移動平均線を越えないと本格反転しないので、それまで待っても良いという考えもありますが、この病床に臥せり続けている市場が、バリバリと働けるようになる日が、25日線越えだとすれば、それはチョイと期待が過大かと。どんな病気でも行きつ戻りつしながら、3ヶ月以上はリハビリをして、おおよそ1年程度かけて段々と正常化していくものです。これは人間の身体も同じです。筆者は腰を痛めて散々身に沁みております。急いでは禄なことがありません。

従って、今回のように2日程度しか反転が続かず、また少し落ちては2歩前進といった歩みを見せるのではないでしょうか。

当分は相場の気まぐれとの騙し合いの様相を呈するようです。