今日の前場は、とにかくこれだけ押されて反発した新興市場です。昨日上げすぎた銘柄ほど利益確定の動きに晒されるのは当然。しかし、昨日の反転に乗り遅れた方々の買いも入り、昨日の終値を下回ることなく、そこからはやはり先物の上昇・ないしは下降に一喜一憂するがごとく、基本的には買い優勢の状態で前場終了です。

マザーズ指数のOSCは+5%の46%、ヘラクレス指数のOSCは+2%の43%です。

昨日上げなかった銘柄は、本命の3840イーキャッシュや対抗の3844コムチュアは上げておりますが、3237イントランスや9381エーアイティはマイナスに沈んでおります。共に、これらの株の人気度からすると、昨日は「上げすぎた」ようです。

ところで楽天に口座を持っている方ならご案内が来たと思いますが、今後の新興市場についての実況中継が配信されております。

その中で、データとして明らかになったのは、このところの新興市場銘柄の売りは、業績や成長性は関係がなく、ひとえに需給だったということです。これは皆さんも肌で感じているところだと思いますが、その需給の大きな「犯人」が、ライブドア事件以来法改正がなされた「投資事業組合」を巡る売りだったということです。今年の7月には売り切らねばならない状況に追い込まれた彼らは、7月に売ったのでは清算できないので、年初からこの5月にかけてジリジリと売り込んできたようです。もうそろそろその動きが終焉します。

これではっきりしました。今年の新興市場では真綿で首を締め付けるような下落が続いた理由が。定期的に大きく下げるのが昨年までのパターンでした。OSCにして20%台半ばまでは下がるのが通例でした。ところが、今年は先週までは30%を下回ることなくOSCが推移していたのです。

もう1つのメッセージは円安です。今お金は、FXや外国投資信託に随分と流れておりますが、これは円安期待でリスクが取りやすいせいでもあります。これが一転円高になると、逆に海外から見た日本市場はリスクを取りやすくなります。つまり金が流れ込みやすくなります。しかし、日経平均の銘柄は既にPERで見ても欧米に比べて割安感はない水準ですが、PERも常識的な水準にまで下がった、ボラティリティの高い新興市場の優良銘柄なら、絶好の仕込み時がくるという訳です。

これまで需給関係で安値で放置されているような、優良・成長銘柄で新規公開してから間もない銘柄は、真っ先に買い上げられるでしょう。

と言う訳ではありませんが、前場はじっとして動かない3846エイチアイを351Kで買いました。その他は、9381エーアイティを+2K抜き、4088エア・ウォーターはマイナス始まりだったため+8Kで撤退でした。それ以外は指し値が約定せず。