昨日の東京電力といい、今日のKDDIといい、コア銘柄でも驚くほどの値動きの活発さです。これでは、信用状態やら不正取引やらに懸念が増大している新興市場銘柄に固執している理由はないと考えるのが正常な神経かと。今日の日経新聞の1面でとどめを刺すような記事もありました。

新たな買いが入らなく、かつ昨年からの反発期待もなく、かつ値動きが全くなくなり、その上まだ損失を抱えたホルダーが大勢いる、といった状況では、市場そのものがシュリンクしていくのは当たり前です。これは、いい加減な監査体制や上場審査を行ってきた取引所の責任は今更ながらに大きいものと言わざるを得ません。先日も書きましたが、札幌アンビシャス上場の6660インネクストですが、カブコムで初めて当たった銘柄です。たったの1株でしたが、35000円の公募価格で初値が28500円、今日は19300円です。上場翌日に何と「配当取り消し」ですって。これは投資家を食い物にした銘柄といっても良いでしょう。配当ではなく、「上場取り消し」にすべきでしょう。いや、これ以上の被害者を増やさないため、札幌アンビシャス市場そのものを廃止とすべきかと。

新興市場銘柄では上方修正のこれからも伸びる銘柄を、より選別する動きが加速するものと思います。

さて、日経平均とTOPIXの下落基調は昨日よりも鮮明です。日経平均のOSCが-3%の69%、TOPIXがやはり-3%の73%です。まだ一気の下落にはなっておりません。これだけの宴です。まだおいしい料理の残り物も沢山あります。しかし、さすがに「鐵」は食えないらしく、新日鐵はOSCを6%下げ71%としております。21日と昨日に77%を2度マークしましたが、さすがにここまで熱くなると、触りに行く人が少なくなるようです。

新興市場はいわずもがな。マザーズ指数のOSCが+4%の58%、ヘラクレス指数のOSCは-5%の60%です。マザーズ指数は上げておりますが、これはこの1週間ほどのトレンドとして見ることが必要です。個別銘柄も同様です。トレンドは23日にピークを付けております。昨日の下落がマザーズ指数については特に大きかったための、OSC値の計算上のあやと言えるコンバージェンスです。マザーズ指数の今日の一応の節目は昨日安値の1160ポイント抜きで終われるかどうかとなります。

昨日まではノーポジでしたが、引け際に少し打診買いをしました。5742エヌアイシ・オートテックを91100円で、そして4543テルモを4570円でです。両方とも地を這うような値動きです。これ以上押しつけても頑として動かないといった銘柄です。場の急落があっても、まさかここに来て右往左往するようなホルダーはとっくの昔に逃げている銘柄とも言えます。とりあえず、こうした地味系銘柄で当面の相場を見守っていきたいと思います。もちろん、損切りラインを越えれば処分。

それにしてもジョンベスト・エクスプレスの使い勝手はいいですね。結構、かゆいところに手が届いております。注文操作の簡単さ早さはピカイチではないでしょうか。