さて、相場は日経平均も新興市場も金曜日の後場はさらに上げ続けました。特にヘラクレス指数の伸びが目立ちました。日経平均のOSCは20日の76%をピークにしての3日連続での75%です。その間、新興市場は1月22日の高値に向けて上昇中です。後もう一段の上げ期待が予想されるところですが、金曜日はNYもシカゴ先物も共に下げております。アメリカでは住宅関連の軟着陸への期待が膨らんでおりましたが、ここにきてそろそろ変調をきたしているようです。筆者は、過去の例を持ち出すまでもなく、バブル現象にに軟着陸という、そんなおいしい話はありえないと思っております。

昨年の8月ブログでも取り上げたことがありますが、アメリカの当の住宅業界のトップに位置する人間が、過去に軟着陸は経験したことがない、とまで言い切っているのです。

平均月収12万円程度のマルタ島でも、ちょっとした海岸沿いの一戸建てが5000万円と聞いてびっくりしました。ユーロの導入を控えての多分他の国の資産家からの思惑買いのようです。ガイドさん夫婦も投資で2年ほど前に買ったコンドーミアムの含み益が300万円に達していると言って喜んでおりましたが、実需のない5000万円の家を次に一体誰が買うのでしょうか。ネズミ講の破綻とおなじ事が必ずバブルには訪れるはずです。

さて、明日2月26日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説

1.3770ザッパラス ▲
 じわりと戻してきましたが、まだ150K~160Kあたりまでの戻しの途上にあります。少し押されたところで買うと良いでしょう。3月12日四半期決算。

2.2491バリューコマース △ (逆張り注意)
 来期利益半減予想で売り込まれましたが、ここ2日ほどは何とかプラ転しながらもOSCを28%→35%へと上げてきております。但し20日にそれなりの第一次反転がありましたので、次なる「売り」の機会を窺っている売り方とのせめぎ合いの状態です。それはOSCで3日連続28%に現れております。これを抜けた金曜日をどう評価するか、という点が鍵となります。上値は重いかと思いますが、110Kを切るような押し目では買いを入れても良いのではないかと。

3.2929ファーマフーズ △
 金曜日はテクニカル面から、気がつけば買い上がりがありました。OSCで25%→39%へと急伸です。もう一段の上げがあるかどうかは少々微妙です。買うとしても125Kあたりまでの押し目で。

4.3043モジュレ △
 これもテクニカル面から気がつけば少々上げていた株です。このところの2桁の出来高からすると、じわりと出来高も上昇中。150Kから160Kまでの回復があるかどうか、寄り付きに注目。しかし地味な銘柄になってしまいました。後は、モジュレというフランス語なまりからくる、社名の色気しか期待する以外にはありません。それも香水系ではなく、万人の性感に直接作用するフェロモン系の色あいが良いでしょう。

5.8992日本レップ ○
 高値圏ですが、むしろこの上がり馬の方がモジュレより遙かに世間の注目度は高いでしょう。出来高もそれなりにあります。OSCは前日同値の45%と、この株としては実は低い水準です。70%くらいには跳ね上がる馬力を持った馬、いや株です。

6.3030ハブ ▲
 何度か取り上げましたが、そろそろ見納めにします。ついにじり貧もいいところで1月15日の安値の205Kに近づいております。この株の証券コードと同じように、投資家に「去れ、去れ」と言っているかのようです。あるいは、英語読みすると、サーティ、サーティとなりますが、これをニューギニアの高地言語の早口言葉でしゃべらすと、やはり、「去って、去って」となってしまいます。もちろん、実際にしゃべるのは、あのハブですね。ニューギニア高地特有の種です。筆者が住んでいるオセアニア地方にはあまり生息しておりません。今は寒風が吹きつける時期です。もうこれがこの株の最後の見納めかと。

ところで余談ですが、ニューギニアには約1000もの言語があると言われております。(全世界でも約6000)方言ではありません。言語の違いです。つまり、隣の村に行くともう言葉が通じないこ。ということは、それだけ急峻な山や谷のジャングルがあるということです。そんな隔離された世界がこの世にはあるのですね。明日この株上げなければ、もうイギリスの本家パブの世界に「隔離」する以外にはありません。

7.9501東京電力 △
 こんな株も取り上げるブログになってしまいました。(別に悲観的に言っている訳ではありません。日本人が日本からいなくならない限り安泰な会社です。)しかし新興市場に比べれば1日の利幅はたかが知れております。ところが、こんなお年寄り好みのガチガチの株でも1日で250円も下げたりしております。このところの利上げ観測が効いたのでしょうか。22日は4000円割れがありました。そこから切りかえしてのOSC45%→49%へと復調の兆しです。

8.9433KDDI ○ (逆張り注意)
 明日は900K割れがあれば、そこからは底打ちしてからの反転に期待する作戦です。そのまま沈没すれば、もう少しの調整があるため見送りです。昨年11月1日にOSCを36%を付けてからは、この株のOSCの最低値は1月31日の45%です。金曜日は44%→46%へとコンバージェンスはしておりますが、利確売りの圧力がまだまだあることには変わりありません。

9.7267ホンダ ▲
 ついでにこれも。トヨタのPERは17倍、日産は12倍、そしてホンダは15倍。市場はやはりよく見ております。トヨタより強いホンダはありえない。日産より弱いホンダもありえない、ということです。筆者はホンダがその昔、カーオブザイヤーを取ったアコードハッチバックに乗っておりましたが、キャブレーターが納車時から調整されていなくて、何度も整備工場に持ち込み、かつ、エンジンヘッドもやられるなど、品質面でのいやな思いをして以来、ホンダ車には乗っておりません。以来、ホンダ車=耐久性に問題あり、というイメージが染み付いております。その昔、アコードの開発責任者である杉山氏と会って話をしたことがあります。その時、何故ホンダは燃費もよく欧州で普及しているディーゼルエンジン車を開発しないのかを尋ねたことがあります。答えは良く覚えておりませんが、必要なしとのことだったかと思います。ところが、最近になって、世界一のクリーンディーゼル車を開発したとのこと。さすがホンダです。トヨタのようにいすゞを取り込まなくても独力でやってのける技術者魂はやはり、本田宗一郎の遺伝子が未だ引き継がれているようです。昔、マッキンゼーから聞いた話ですが、ホンダの技術者は1週間の「山ごもり」で新エンジンの設計を仕上げたそうです。そんなホンダ、やはり心の中ではトヨタよりも日産よりも応援したくなります。OSCは32%→33%とコンバージェンス。買い頃です。

10.2315SJホールディングス ○
 よく98Kまでの下落で耐えました。21日のOSC38%から40%、43%とジリ上げでの100K台の回復です。RSIも21日の21%を底にして41%まで切りかえしました。RSIの21%というのは、昨年の6月8日の22%をも下回りました。VR改もこの株としては異例の30%から、節目と言われる40%越えを金曜日は果たしての64%です。出来高も倍増。値動きが大人しい株ですが、これで危機を脱したと言えるでしょう。ちなみに昨年9月14日にOSCが30%に落ちてから9日目にOSCを64%まで上げておりますが、97.6Kから117Kへの上昇でした。一旦110K前後でのもみ合いを経てでのことでした。今回も同様な値動きを10日ほどかけながらするかどうかです。この株はデイトレ銘柄ではありません。大陸系の鷹揚とした株です。

11.8937Human21 △ (逆張り注意)
 明日は一旦1730円前後まで押された時があればそこが買いでしょうか。OSCも34%→41%へと急伸。1月25日の公募発表から売り込まれてきました。やっと出血が止まった「半病人」です。しかし地合が悪いと更に売り込む容赦ないお方が、必ずこの手の株にはいるはずです。ヒューマニティに欠けると言われる方々です。そのため、逆張り注意としました。ちなみに筆者は株に限らず、ヒューマンとか正義を掲げる方々を信じておりません。理由はご想像にお任せします。

12.9438エムティーアイ ○
 この株、根強い人気があります。またまた切りかえしてきました。出来高がまだ細いのが気になりますが、4000株を越えての出来高をマークした1月22日からは日柄も経過しているので、それなりにこなれてきていると見ます。OSCは42%→43%です。RSIは17%→31%へと急な切り返しです。12月19日から20日にかけての動きに酷似しております。明日は出来れば押し目があるまで待ちたいところです。215Kから218Kあたりまで。

13.1766東建コーポレーション ▲
 唯一の持ち越し株がこれ。金曜日は下値が固く安心して見ておれました。OSCは40%→44%→47%と着実に上昇。しかし、この株はこのところ押されたせいか、OSCでは1月22日の52%が最高値です。この時8500円まで付けましたが、明日はまず8000円の回復から8050円まで行ければ十分です。

14.7459メディセオ・パルタックHD ▲
 この株も仕掛けどころが難しい株です。2月1日には好業績で一挙に165円を上げたりする底力はあります。クスリのメディセオと化粧品・雑貨のパルタックの両卸しが統合した会社。メディセオの物流システムは知る人ぞ知る素晴らしいものです。OSCが35%→43%へと底入れし、+35円で終了しているのが買い手がかり。

以上です。